整備局
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大正15年10月に新設された整備局は大正9年8月に設置された外局の作戦資材整備会議を前身とする。同会議は戦用資材整備・補給や、戦略戦術教育以外の諸般に亘る事項を審議し、陸軍大臣に意見具申を行った。議長は陸軍次官が、副議長は軍務局長が兼ねた。この会議に大正11年4月より臨時軍事調査委員会の業務の一部を継承した。臨時軍事調査委員会は列国の軍事事情調査の為に設けられた官制外の組織で、後に軍事調査部・調査部と名を変え、新聞班・調査班を管轄した。作戦資材整備会議は国家総動員体制の確立の為大正15年10月の官制改正により整備局として改編された。局長には会議幹事長が就任し、動員課と統制課が置かれた。召集・動員、軍需工業の指導、軍需品の統制・補給・製造について管轄した。昭和11年8月には動員・統制の二課が廃止され新たに整備課・戦備課が設置された。所掌事務に陸軍軍需審議会の管轄が加わり、軍需動員体制について強化された。その後数度、課の改編を経て昭和20年4月業務を軍務局・兵務局・陸軍燃料本部に移して整備局は廃止された。 大正9年8月10日:作戦資材整備会議を設置 大正15年10月1日:整備局新設、動員課・統制課を置く 昭和11年8月1日:動員課・統制課を廃止、戦備課・整備課を置く 昭和14年1月16日:整備課を廃止、工政課・資源課・交通課を置く 昭和16年4月10日:資源課を燃料課と改める。 昭和17年10月9日:工政課を廃止 昭和20年4月28日:整備局廃止、業務を軍務局・兵務局・陸軍燃料本部へ移管 歴代整備局長 作戦資材整備会議幹事長小泉六一 少将:大正9年8月10日 - 川島義之 少将:大正12年8月6日 - 松木直亮 少将:大正14年5月1日 - 整備局長松木直亮 少将:大正15年10月1日 - 小磯國昭 少将:昭和4年8月1日 - 林桂 少将:昭和5年8月1日 - 1934年3月5日 山岡重厚 少将:昭和9年3月5日 - 山脇正隆 少将:昭和10年12月12日 - 上月良夫 少将:昭和13年7月15日 - 山田清一 少将:昭和14年9月12日 - 吉積正雄 少将:昭和17年4月24日 - (兼)吉積正雄 中将(軍務局長):昭和20年3月27日 -
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整備局
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「銀河鉄道物語の登場人物」の記事における「整備局」の解説
ホイットマン 声 - 青野武 整備局に勤める古参の整備士。学に整備士としての魂を叩き込んだ。旧式の機関車「825号」をこよなく愛する。持病の心臓病により殉職。惑星「ロザムンド」出身。 暁 太郎 声 - 星野充昭 SDF車両担当整備グループのリーダー。皆からは「おやっさん」と慕われる。任務によってはビッグワンに乗車し、現地での応急修理を行う。
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