整備工事の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:54 UTC 版)
「関東鉄道キハ300形気動車」の記事における「整備工事の内容」の解説
本形式は、入線に際して水海道機関区で整備工事を受けたが、その内容は次のとおりである。 塗色変更 ドアステップ改造 - ステップ自体を除去するのではなく、段差の部分だけを鋼板で覆って、事実上のステップレスとした。プラットホームとの段差を少なくするため、扉に向かって緩い傾斜が付けられている。客用扉自体は改造されなかったため、外観上の変化は生じていない。 トイレの撤去 - キハ35形については、設置されていたトイレが撤去され、他と同じ客用窓が設置された。初期の改造車では妻面への窓(貫通扉の戸袋窓)の新設も行われている。トイレ撤去部分へは座席が設置されず、トイレ対面の横向き座席も存置された。 半自動扉装置の撤去 運転台前面幌の撤去および手すりの設置 - 従来、常総線では貫通扉設置車であっても幌を使用せず(新製時から運転台のない側に設置されているキハ0形を除く)、非常時に通り抜けられるのみであったが、キハ350形では運転台のない側の幌が残された。一方、運転台側は幌を使用せず、非常時の通り抜けに備えた手すりが幌座上に増設された。 客用扉の交換 - 当初は鋼製扉のまま使用されたが、傷みが激しいことから、ステンレス製の引き戸に変更された。 座席モケットの交換
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