政府・治安関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 07:06 UTC 版)
オルランド 〈宙峡〉管制センターの最高責任者。職務に厳格な人物で、スキンヘッドでいかつい外見をしている。 アブリアーノ・カロッツェリア 第七〈宙峡〉のオルヴィエート側管制要塞の指揮官のひとり。妻と五歳の娘がいる。胃の痛みが悩み。 ファブリツィオ・ラ・ガーラ オルヴィエートの行政委員(コンスル)で彼の家の紋章に蛇があつらえられていることから"毒蛇"と評される。また、他国との交渉における姿勢から冷徹な官吏としても名を馳せている。マリオーネ家の推挙により下級市民(ミヌート)から一般市民(グラッソ)に昇格を果たす。マリオーネ家のほか、多くの名門豪商(カーセ・グランデ)と黒い関係持っている。 チェリカ ファルネーゼ家の武装家臣で中年の軍人、階級は中尉。行方不明となったフォンタナ艦長の代わりに急遽元首専用艦〈ラオコーン〉の艦長に任命される。 トロメイ 大尉。長身で面長で彫りが深く精悍な顔立ち。ムスタファ・ケペル大提督侵攻時、防衛艦隊の参謀を務める。アスンシオンへの親善艦隊にも参加している。 ヴァッサロ 国防軍総司令官。階級は少将。防衛艦隊司令長官(ポデスタ)であるジェラルドの上官。オルヴィエート軍の数少ない実戦経験者の一人で軍唯一の将官。ジェラルドが防衛艦隊司令長官から更迭されボスポラス帝国の大使として赴任してからは、総司令官と防衛艦隊司令長官を兼任している。 フォンタナ ムスタファ・ケペル大提督のオルヴィエート侵攻時、元首専用艦〈ラオコーン〉の艦長。初老の軍人で階級は少佐。ファルネーゼ家の武装家臣(ポリエーレ)である。かつては地球政府軍に所属し、宇宙の各所のいくつもの局地戦に参加した歴戦の猛者、という話。亡命船団に味方する。 ブラマンテ 国防軍大佐。ムスタファ・ケペル大提督のオルヴィエート侵攻時、軍令部長代理兼人工天体(セスティエーレ)の要塞指揮官。 パルマーラ "通貨危機"後に行政委員(コンスル)になった人物。経済対策担当。下級市民の窮状を救うべく長らくボランティア活動をしてきた市民運動家。弁護士資格を持つ。名門豪商など旧体制に対する強い反感をもっているが、エレオノーラと面談を重ね、行政委員になることを決意する。 ピノッティ "通貨危機"後に行政委員(コンスル)になった人物。下級市民出身で外国籍の銀行でキャリアを積んだ叩き上げで、投資に留まらぬ広い視野と能力をもつ。 プレカディオ "通貨危機"後にオルヴィエート軍の総司令官に抜擢された人物。階級は大佐。下級市民出身で防衛艦隊司令長官(ポデスタ)ジェラルドの麾下で実戦を経験。軍では改革派に属し、保守主義が横行する軍では長年閑職にいた。司令官抜擢後は、短期間で軍の旧態依存を改革した。 ラッチ 下級市民出身の治安局小隊長で勤続二十五年のベテラン。下級市民による暴動時に暴動鎮圧に出動し、寝返った最下級の治安局隊員に暴行される。
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