形状・材質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 15:16 UTC 版)
形状は、円形に四角形の孔が穿けられた寛永通寳などとは異なり、角を丸めた四角形に四角形の孔が穿けられている(そのため、「撫角銭」などという呼称もあった)。通用銭の材質は青銅ではなく、宮城県で豊富に産出していた鉄でできているが、鋳型原型である母銭は銅製である。初期鋳造のものは大型であり、次第に小型化したため、収集界では「大様」(幅23mm以上)、「中様」(22mm程度)、「小様」(20mm程度)と分類している。
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形状・材質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 15:13 UTC 版)
爪楊枝は、一般に長さ10cm未満程度の木の棒で、先端がある程度尖らせてある他、末端が滑り止めなどの凹凸になっていたり、何らかの飾りがみられるものもある。クロモジの木で作られたものが多かったため、黒文字ともいう。安価な木製では使用されるシラカバなどの木自体がやわらかいことや、合成樹脂製のものでも衛生の観点もあり、使い捨てにされることが多い。ただ、洗うなどして繰り返し使用することを前提にした高級品もあり、象牙や金で造られたものもある。 日本では先端の反対側に装飾が施されている物が多い。装飾はこけしと言い、メーカーによって模様が違ってどこが作ったか判別できるブランドのようなものであり、昭和30年代半ばに高山の楊枝職人がこけしを模してデザインした説、日本製爪楊枝製造機の精度の高さをアピールするために付けられるようになったとする説もあるが、この部分を折って箸置きのようにするためだというのは風評であって根拠はない。推測として、高度経済成長期に経済評論家が勝手に箸置きにする事ができると言ったことがありそこから広がり始めたか、ある落語家が爪楊枝の先端を折って爪楊枝置きにする動作があったことから広がり始めたとされている。高級品は着色や紋様が入っていることもある。また、紙袋に封入されているものもある。外食産業等では楊枝立てに入れて供される。 日本では丸軸の楊枝が一般的であるが、欧米では丸軸の楊枝はサンドイッチなどの料理を突き刺すためのカクテルピックなどに多く、口腔衛生に供される楊枝は断面が三角など多角形の平楊枝が一般的である。日本の爪楊枝の長さが60ミリメートルが主流なのに対し、欧米の楊枝は67ミリメートルから90ミリメートルと長い傾向があり、両端ともに尖っている両先端楊枝や、尾部に装飾用のリボンの付いたフリルピックがなどがある。肉食が盛んなアメリカでは、先端にミントの香料を塗った爪楊枝もある。 袋入りの爪楊枝 食堂に用意された爪楊枝 両端が尖った爪楊枝 「こけし」を折って箸置きのようにした爪楊枝
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