当流の茶道具を今に伝える 酒田の本間美術館とは? わかりやすく解説

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当流の茶道具を今に伝える 酒田の本間美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 17:25 UTC 版)

玉川遠州流」の記事における「当流の茶道具を今に伝える 酒田の本間美術館」の解説

酒田市御成町にある本間美術館は、日本すぐれた美術品公開し、その美によって日本人誇り自信をよみがえらせ、同時に地方文化向上にも貢献することを趣旨として、戦後の混乱がおさまらぬ1947年昭和22年)に開館した1968年昭和43年)には創立20周年記念して新館建設し施設充実にも努めている。そして、当館の館長代行1992年平成4年12月8日から1993年平成5年3月31日まで務めたのは、『みちのく豆本』の創刊者で知られる玉川遠州流 酒田支部2代支部長佐藤宗文(佐藤太郎)である。 本間美術館収蔵品1600点程で、茶の湯関連収蔵品120点程。所蔵品から、当流5代宗龍が徹底して道を説き道具退けたため、特定の好み偏っていないことがわかる。その中でも、高麗青磁象嵌茶碗山形県指定文化財12世紀中葉もしくは12世紀後半13世紀初)は、庄内藩酒井家より本間家伝来し貴人接待用いられ珍重され茶碗として名を馳せているものである本間美術館茶道具として、次の焼き物がよく知られている。唐物大海茶入山形県指定文化財南宋時代13世紀)、唐物茄子茶入(銘:七夕南宋時代13世紀)、唐物文琳茶入(元~明時代1415世紀)、唐物丸壺茶入(元~明時代1415世紀)、井戸茶碗(銘:酒井朝鮮時代16世紀重要美術品)、瀬戸黒茶碗(銘:寒山寺美濃桃山時代16世紀)、長次郎黒楽茶碗(銘:さび介、桃山時代16世紀)、青磁画花文花入(中国 龍泉窯、元時代14世紀)、赤楽馬盥茶碗樂家3代道入江戸時代17世紀)、色絵葡萄文瓢形水注伊万里 柿右衛門様式江戸時代17世紀)、安南染付竜虎文水指(ベトナム バッチャン窯、17世紀)など。

※この「当流の茶道具を今に伝える 酒田の本間美術館」の解説は、「玉川遠州流」の解説の一部です。
「当流の茶道具を今に伝える 酒田の本間美術館」を含む「玉川遠州流」の記事については、「玉川遠州流」の概要を参照ください。

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