小百合の友人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 00:48 UTC 版)
「JKからやり直すシルバープラン」の記事における「小百合の友人たち」の解説
尾上慎二(おがみ しんじ) 声 - 緒方恵美 小百合のクラスメイト。たまたま席が近かったという理由で小百合の友達づくりの第一歩として選ばれてしまう。地味で小動物的な雰囲気の草食系男子だが、ハヤナのために体を張って不良に立ち向かったり、小百合のために弁護の論陣を張るなど、友人想いでいざという時の度胸を備えている。 小百合の悪評を知っており彼女を恐れていたが、次第に彼女の自分を変えたいという意思が本物である事を知り、心を開いていく。趣味は写真で常にカメラを持ち歩いている。このカメラは母親の形見であり、それを知った小百合は転生以前の世界でカメラを破壊していたことを思い出して後悔に苛まれた。 父親はハヤナの実家が経営している企業の社員で、その縁でハヤナとは幼馴染みの関係。ハヤナとは両想いらしく、彼女の父親からも暗に応援されている。 白石ハヤナ(しらいし ハヤナ) 声 - 久川綾 小百合のクラスメイトで、クラスの女子のリーダー格。父親は家電量販店の創業者社長で、彼女も小百合ほどではないがお嬢様であり、小百合をライバルと言える数少ない人物である。 ギャルっぽい見た目に反し成績は最優秀クラスだが、画家になりたいという夢を捨てて父親の言うとおりに優等生であろうとした結果であり、本人はその事に屈託と葛藤を抱えている。写真家を目指して家出したハヤテという兄がおり、自分が夢を捨てざるをえなくなった原因でもあるが、特に恨みはないようで今でも慕っている。 柏村真紀(かしむら まき) 小百合のクラスメイトで成績は学年主席、空手も有段で文武両道の才媛。勉強を教えてほしいという小百合に交換条件として実家の弁当屋でのバイトを命じた事から、小百合からは冗談半分で「社長」と呼ばれている。 病気で長期入院している母親と、その事に絶望して賭け事浸りになった父がおり、両親に代わって店を守らなければならない事から、強い人間になりたいという成長へのモチベーションを持っている。 小百合との交流の中、何度諫めても賭け事に浪費する父親に絶望するも、最終的に彼がギャンブルする自分と向き合って克服したことで和解する。また、この過程で金貸しであったヤクザとも多少の交流が生まれ、時には助けてもらっている。 西園寺千桜(さいおんじ ちはる) 小百合の実家、二ノ宮家に匹敵する財力と名声を誇る西日本の財閥、西園寺家の娘。気品ある美貌と小百合も圧倒されるほどの存在感を備えた少女。 小百合とはパーティーの席で知り合い、祖父から彼女を懐柔せよとの指示を受けて接近してくる。前の人生での小百合とは違って目に見える傲慢さはないが、自分たちは庶民とは生きている世界が違い、一緒にいる事は互いにとって不幸であるという選民思想的な持論を持つ。その持論から、小百合を友人たちから引き離し、自分の手でその格に相応しい人物に育て上げる事を画策する。 小百合の前の人生では全く接点のなかった人物で、西園寺家自体が小百合の記憶にない存在であるなど、謎が多い。
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