実用化・普及までの経緯とは? わかりやすく解説

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実用化・普及までの経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 15:11 UTC 版)

FOMA」の記事における「実用化・普及までの経緯」の解説

NTTドコモは、旧社名であったNTT移動通信網」時代1994年頃から、IS-95cdmaOne)とは異な方式として、大容量通信可能な次世代携帯電話技術研究開発着手する1995年12月には、当時郵政省から無線局免許状得て千葉県船橋市W-CDMA技術用いた2Mbpsでの伝送成功した1996年からは、IMT-2000X(2GHz周波数帯利用し2001年頃のサービスイン目標とした新移動通信規格の意)策定実用化に向けて開発が、エリクソン松下通信工業(現:パナソニック モバイルコミュニケーションズ)・富士通NEC三菱電機東芝など複数移動設備機器関連メーカー郵政省公的機関共同進められ1998年には大容量通信活かしたテレビ電話機能など搭載したモックアップ機がビジネスショーなどに登場した。 しかし、モノクロ液晶mova501iシリーズ)でiモードサービスが開始され時期に、高速通信動画再生などの演算処理が行える高度な半導体求められ生産技術未だ追いつかない状況だった。それでも1999年から既存movaによるiモード成功携帯電話端末価格低下に伴う購入容易化から爆発的に回線数増加し周波数帯逼迫してきた状況から、「IMT-2000計画による、2001年実用化求められた。 韓国勢など世界各国関係企業団体構成され3GPPでのW-CDMA仕様決定前にドコモ自社日欧パートナー企業開発推したDS-CDMA(IMT-DS)形式次世代移動通信サービス開始準備進めた3GPP遅れて策定した、後に「UMTS」や「3G」の名称で世界的に普及するRelease99形式互換性がなかった。結局J-フォンVGS)をはじめとしてその後W-CDMAUMTS)を採用したキャリアは、さらに新しいRelease4(別称:Release2000)を使用していたため、PDC方式続き世界で孤立した

※この「実用化・普及までの経緯」の解説は、「FOMA」の解説の一部です。
「実用化・普及までの経緯」を含む「FOMA」の記事については、「FOMA」の概要を参照ください。

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