大韓民国との紛争とは? わかりやすく解説

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大韓民国との紛争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 05:20 UTC 版)

在大韓民国日本国大使館」の記事における「大韓民国との紛争」の解説

2012年在韓日本大使館建て替え計画された。日韓関係深化に伴い業務増え手狭となり、また建物老朽化進んだため、地下3階地上6階大使館への建て替え計画であった文化財である景福宮王宮)に近接していることから、敷地文化財保護法適用範囲内にあり、同法高さ制限抵触するとして、文化財庁文化財委員会反対した。 これに対し日本政府は、大使館高層ビル囲まれており、景福宮との間には今回建築計画よりも高い17階建のビルもある。景観への影響はないと反論したが、韓国側長らく建設許可認めなかった。 2013年東京韓国大使館新築計画浮上在韓日本大使館建築認めず東京韓国大使館新築取りかかれば日韓新たな火種なりかねず、韓国外交部再検討促し文化財庁取り壊し後発掘調査を行う条件承諾した。そして、発掘調査朝鮮時代推定される遺物発見されたものの歴史的な価値認められず、工事は可能となったが、日本政府工事着手しなかった。日本政府外務省着工しない理由明らかにていないが、大使館前に設置されいわゆる慰安婦像影響していると言われている。 着工しないまま4年近く経過し日本大使館側が着工延長申請をしなかったことから、韓国ソウル鐘路区は、2019年3月在韓日本大使館新築ビル建築許可取り消し通知した2017年1月9日まで長嶺安政特命全権大使務めていたが、「慰安婦問題日韓合意に基いて直ち撤去されるべき従軍慰安婦像を、韓国当局日本側から慰安婦像撤去申し入れ応じない」という重大な合意違反対す抗議として、長嶺大使ソウル市内の金浦国際空港記者団慰安婦像設置について極めて遺憾だ」と述べた上で赴任地韓国から引き揚げた。 その後長嶺大使の再赴任後任者任命いずれも行われず、駐韓日大使不在期間としては歴代最高記録更新し続けていたが、12週間ほど置いた4月4日北朝鮮によるミサイル発射朴槿恵大統領罷免などの情勢急変受けた日本国政府判断により、長嶺大使帰任した。

※この「大韓民国との紛争」の解説は、「在大韓民国日本国大使館」の解説の一部です。
「大韓民国との紛争」を含む「在大韓民国日本国大使館」の記事については、「在大韓民国日本国大使館」の概要を参照ください。

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