大正バブルと多角経営とは? わかりやすく解説

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大正バブルと多角経営

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 01:10 UTC 版)

八千代生命保険」の記事における「大正バブルと多角経営」の解説

1913年大正2年3月小原達明を社長に設立された。取締役菊池長四郎らを迎えた同年同月初期白樺派の元小説家華族正親町公和入社している。 1916年大正5年)、小原新聞トラスト標榜して静岡民友新聞』ら「民友」系新聞買収した1918年大正7年)、満川亀太郎らの思想団体老壮会」が結成され小原はこれに加入している。 1923年大正12年9月1日関東大震災での首都壊滅後の同年12月兵庫県西宮市甲陽園の「甲陽キネマ撮影所」を買収し東亜キネマ株式会社設立した半年後の1924年大正13年6月京都等持院映画監督牧野省三経営するマキノ映画製作所」を吸収合併牧野を甲陽・等持院の両撮影所所長任命した1年後1925年大正14年6月牧野は「マキノ・プロダクション」を設立東亜キネマから独立した等持院撮影所を「東亜キネマ京都撮影所」と改称所長には八千代生命宣伝部長・小笹正人就任した1924年大正13年)、小原は自らの伝記硝子張り中の人』を南雄三に書かせ、東京堂から出版している。またこのころ出版事業乗り出し黒川壽雄を編集・発行人にし、八千代生命編『刑事秘話』(1926年2月1日)、黒川壽雄『謎の叔父さん』(同年7月1日)、大川白雨青木馬『写真小説 愛は輝く』(同年8月1日)、南海夢楽『幕末秘史 櫻吹雪』(同年10月)などの単行本発行したこのころ小原は、上村若(1894年 - 1953年鮎川信夫の父)と「帝国文化協会」を設立月刊誌『向上之青年』、『向上之婦人』等を発行した1925年大正14年4月4日、「二億円達成記念絵葉書」を発行した

※この「大正バブルと多角経営」の解説は、「八千代生命保険」の解説の一部です。
「大正バブルと多角経営」を含む「八千代生命保険」の記事については、「八千代生命保険」の概要を参照ください。

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