大喜利大合戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 15:04 UTC 版)
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の記事における「大喜利大合戦」の解説
1991年から2004年まで13年の間、年に1〜2度(1997年はスペシャルのみで通常放送ではなし)、不定期に放映された。収録会場は度々変更されている(第1回収録時に使用された会場は「新宿シアターサンモール」)浜田を司会に、当初は松本や山崎ほか有名人が出演していたが(ジミー大西や軌保博光など)、1997年放送の第8回からはココリコ、2000年放送からは雨上がり決死隊もレギュラーとして出演するようになる。出演者達は「噺家」として登場し、最初に様々な自己紹介をする。基本的に全員そのまま本名で登場するが、第1回のみ各出演者に芸名が付いている(浜田:万博亭ソ連館、山崎:アホヅラ幼児、軌保:アホヅラ球児、AD大友:天然家ボケ丸、マネージャー新田:カマロ家大の字、松本:桂五反田)。当初は「あいうえお作文」「おりこみ歌合戦」「ダジャレ合戦(バイクダジャレ合戦)」「あたかも読書」「無理問答 → 東京弁無理問答」などの大喜利らしい内容や「ヘッドホン伝言ゲーム」「古今東西お股にもんまり!」「古今東西おケツにもんまり!」「古今東西キッスでもんまり」「ものまねメドレー合戦」などのゲーム系の2本柱であったがその後「おぼえてつなげてダンシング」「黒ヒゲしりとりキック一発」などに変遷。後期にはゲームによっては、敗者が「チ○コマシーン」「キ○タマシーン」「○○でドーン!!(ストーンウォッシュ、ヌーブラなど)」などの罰ゲームを受けるという大喜利とは名ばかりで罰を受ける者を決めるだけの単純なゲームもある。また松本が浜田に不利な状況を作った上でお題を出題し、浜田が罰ゲームを受けることもあった。しかし「大喜利」という企画名と、リアクション要素の強いコーナー内容との間の整合性が取れなくなったことから、「対決しまっしょい」に引き継がれる形で発展的解消を遂げた。この企画はかつて桂文枝(六代)がやっていたゲームが多い為、派生として「TKJ(たたいて・かぶって・ジャンケンポンの略)グランプリ」が過去3回開催された。過去に登場したゲストはジミー大西、ガッツ石松、志茂田景樹、城南電機・宮路社長、神田利則、ダウンタウンの当時のマネージャーの新田、番組AD、プロデューサーの菅など。もんまりシリーズに関してはそれまでは浜田の笛によって左右されていたが、1999年放送の第9回「古今東西キッスでもんまり」以降は浜田が判断する前にスタッフが不正解を指すブザーを鳴らしてから笛を鳴らすようになった。またこの回より、それまでの8回とスペシャル版2回ではナレーションなし、2週にまたがって放送する場合でも原則お題の出演者の答えはすべてカットはされずに放送されていたものが、放送の尺に入ることができなくなり、ナレーションを入れた上で、「このあと立て続けに不正解、一気に4問目へ」などのように、映像をまとめて編集したうえで一部省略されるようになった。このように1999年以降は一部に演出に変更が加えられている。また、最大のメインゲームだったもんまりは、同時に1999年で終了している。企画として行われなくなってからも、大喜利はダミー企画として、他の企画でしばしば利用される。 「山ちゃんイメージアップ大喜利」は、山崎の言ったことにしか笑わない客の前で、山崎の書いた台本通りに大喜利を進めるというもの。とにかく山崎の冴えないギャグにも客が爆笑するため、非常に不条理な空間が演出される。ダウンタウンがサクラに冷たくあしらわれる様も笑いを誘った。なお、この面白くないことでわざと爆笑し、メインの演者を軽々しく扱ってギャップを楽しむという手法は、後に「WORLD DOWNTOWN」(フジテレビ系)で開花することとなる。 ニセ韓流スターのウ・ソンビン(素人の中年男性)を招き、彼のファン層である中年女性達の前で大喜利を敢行(2005年5月29日放送)。冴えないウがスター扱いを受け、ガキメンバーが徹底的に冷遇されるという、「山ちゃんイメージアップ大喜利」と全く同じコンセプト。ウがひと言ふた言放つたびに女性達はいちいち歓声を上げるが、浜田がウに突っ込んだり、山崎がウとのゲーム対決で勝利したりすると、その都度怒号が飛んだ。そして最後はウの熱唱に、女性達が恍惚の表情を浮かべた。 また、チ○コマシーンはアメリカNBCの番組で「THE PAIN GAME」として紹介されたことがある。
※この「大喜利大合戦」の解説は、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の解説の一部です。
「大喜利大合戦」を含む「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の記事については、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の概要を参照ください。
- 大喜利大合戦のページへのリンク