「噺家」としてとは? わかりやすく解説

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「噺家」として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 05:00 UTC 版)

さだまさし」の記事における「「噺家」として」の解説

さだは歌から受ける印象とは違い明るく喋り好きな性格であり、高校・大学落語研究会所属していた。本人は「人生明るく、歌は暗く」がモットーと話す。 コンサートでは「トーク」や「噺(はなし)」と呼ばれるMC(曲との間の喋り)を「3時間のなかの1時間喋りという、時には歌より長い時間繰り広げることもあり、その内容はほとんど落語漫談のようである。本人は「とある落語家弟子に『さだまさしコンサート勉強しいってこいと言った」と話す。 落語の演目のように定番となっているネタ多く1994年ファンクラブ会員向けにオールリクエスト・コンサートを行った際には、歌だけでなくどのネタを喋るかまでリクエスト決めるという、普通の歌手ではあり得ないようなことまで行われたこのため、ほとんどのライブ・アルバムでは「トーク」までノーカット収録されており、さらにはトーク単体音源や本としてリリースされているほどである。 1994年から1997年にかけて『ステージ・トーク・ライブ 噺歌集』としてトーク(+インストゥルメンタル)のCD集が発売されたほか、2006年には『さだまさし トークベスト』というトークだけのベストアルバムまでリリースされ、「本業である歌のCDより売れている」(本人談)。コンサートトークをするようになったのは、自身嫌っているかのように見えた最前列観客が話をしたときに笑ってくれ、嫌われていなかったとほっとしたことがきっかけだという。自身トークコンサートにおける必需品ではないが、アイスクリーム(歌)をおいしく食べるためのウエハーストーク)という意味で「アイスクリーム屋ウエハース」だと喩えている。 2012年デビュー30周年ツアー「さだまつり」では、1日目バンドメンバーもなしでほとんど歌わずしゃべるだけ、歌う時もさだのギター1本。そして2日目はほとんどしゃべらず歌うだけで、しかも「きだまきしとテキトージャパン」によるショーまである、という2夜連続コンサート行ったツアー終えてさだは「非常に疲れたやっぱり歌としゃべり適度に混じっているのが一番いい」と語っている。その喋り才能は、ラジオ深夜放送文化放送『さだまさしのセイ!ヤング』1981年 - 1994年)のパーソナリティとして遺憾なく発揮された。2006年元日には『セイ!ヤング』時代雰囲気テレビで再現した新春いきなり生放送!!「年の初めはさだまさし」』なる生番組NHK総合テレビ担当した放送時間は2時間強だったが、番組内歌われた歌はたった3曲で、ほとんどの時間トーク進め裏番組番組名を読み上げたりNHK紅白歌合戦暗に批判するなどした。 同年5月6日深夜には同じコンセプトで『横浜から突然生放送!大型連休さだまさし』を同じくNHK総合テレビ放送したが、こちらは1時間番組内歌ったのは実質的に唱歌故郷」1曲のみであった。どちらの番組もやはり自虐ネタとして「低予算」を前面押し出していた。以降多く生放送番組放送されている。これらの番組に関しては「今夜も生でさだまさし」を参照内容はこの歌もあの歌売れなかったといった自虐ネタが多い。自らが企画した映画長江』がヒットしたものの予算オーバー30億円前後もの借金作りコンサート返済するようになって以降髪の毛薄くなっていることも恰好題材であり、「谷村新司さだまさし松山千春は『フォーク御三毛』」などと話す。

※この「「噺家」として」の解説は、「さだまさし」の解説の一部です。
「「噺家」として」を含む「さだまさし」の記事については、「さだまさし」の概要を参照ください。

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