出船亭一門
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志ん米(しんこめ) 演 - 尾藤イサオ 志ん魚の兄弟子で弟子たちのリーダー的存在。落語の世界に入って約20年目を迎えており、真打ちまであと一歩の状態。志ん魚の誕生日プレゼントとしてソープ初体験を贈ることにし、弟弟子たちと集めたカンパの金を渡す。弟子たちと共に毎週土曜日の22時から深夜寄席というものを開き、お客さん相手に噺家としての技術を磨いている。妻はいるが女好きで時々ソープランドを利用している。笑太郎をライバル視しており、ある日彼に対抗して弟子たちと団地の奥さん連中相手に天気予想クイズというイベントを行う。 志ん水(しんすい) 演 - でんでん 志ん魚の兄弟子。本人曰く「全身猫舌」とのことで熱めの風呂は苦手で、志ん米から湯船に入るコツを教わる。深夜寄席の演目で「青菜」を演じる。恋人がいるらしいが、たかこという女性にも言い寄っている。 志ん肉(しんにく) 演 - 小林まさひろ 志ん魚の兄弟子。趣味はパチンコ。深夜寄席の演目で古典落語の「野ざらし」をテンション高めで演じる。たまにちり紙交換のバイトをしており軽トラックで住宅街を周っている。 志ん菜(しんさい) 演 - 大野貴保 志ん魚の弟弟子。ある日の寄席で「たがや」を演じる。自身の落語は、文章をぶつぶつ切るような口調から「金属的な落語」(人間味が感じられないとの意味)と評されている。志ん魚と2人で日本舞踊らしき踊りを習いに行っている。趣味は音楽鑑賞で時々レコード屋に行っている。おかみさんからの指名で志ん魚と2人で女子校の落研のコーチを任される。 前座 演 - 柳感(金井久)、君丸(小笠原勤) 志ん魚の弟弟子で出船亭の一番下っ端。現在はまだ落語の修行をする前の段階らしく、主に師匠家族や兄弟子たちから指示された雑用などをこなしている。深夜寄席では、入り口でそれぞれ受付と店先での呼び込みを担当している。 出船亭扇橋(師匠) 演 - 入船亭扇橋(9代目) 自宅で弟子たちの落語を見て色々と助言している。ある日外国人の落語研究会がマクドナルドのハンバーガーについて事細かに話しているのを聞いて、これをヒントに志ん魚に最近食べた美味しかった食べ物を聞いて新作落語に挑戦するよう助言する。 おかみさん 演 - 内海好江 23歳になったばかりの志ん魚に噺家として歳を取ることの大切さを伝える。泰明小を卒業しており、作中で同窓会のハガキが届く。 佐世子 演 - 吉沢由起 志ん米の妻。志ん魚の誕生日を祝って朝からおかみさんと皆と食べるための昼食を作る。その後前座と3人で志ん魚たち出船亭の弟子の帰りを待つが、なかなか帰ってこないためしびれを切らして3人で料理を食べ始める。
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