出航準備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 16:43 UTC 版)
10月2日、第1海上護衛隊はミ23船団(10月7日出航予定)とミ25船団(10月12日出航予定)の護衛部隊の編成を決定した。輸送船(詳細不明)と特設工作艦白沙、護衛の海防艦2隻・哨戒艇1隻から成るミ23船団は門司に集結し、10月8日に「白沙」特務艦長の加賀山外雄大佐の指揮で三池港へ前進したが、10月10日に第1海上護衛隊から、ミ23船団およびモマ05船団は別命あるまで警戒待機するよう指示された。 一方、ミ23船団の次の往航ミ船団としてミ25船団も門司で編成され、輸送船(詳細不明)と護衛の海防艦3隻・哨戒艇1隻が集結し、第8運航指揮班が船団指揮に配当された。ミ25船団は10月12-13日に門司で艦長と航海長らを集めて船団会議を行った。その後、まず10月14日に第38号海防艦と第46号海防艦がミ23船団に移籍されて三池に向かい、同日夕にはミ25船団全体がミ23船団に統合された。ミ25船団を指揮する予定だった第8運航指揮官山本大佐が、統合後のミ23船団の指揮を執ることになり、同運航指揮班はミ23船団の嚮導船である「白沙」に移乗した。 ミ23船団は三池で10月15日に出撃準備を完了し、佐世保港に移動。10月17日に佐世保鎮守府で船団会議を開いた。
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