ミ船団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/04 16:19 UTC 版)
ミ船団(ミせんだん) またはミ号船団(ミごうせんだん)とは、日本が太平洋戦争後期に日本本土とボルネオ島ミリとの間で運航した一連の護送船団である。中小型のタンカーを主力に日本本土への石油輸送を主任務とした。戦況の悪化により航路やミリの危険が増えたため、開設から半年余りの1944年11月末に廃止された。
注釈
- ^ ボルネオ東岸経由のバリクパパン=マニラ航路は1944年6月に閉鎖され、バリクパパン産油はシンガポールへ集積してヒ船団で輸送することになった[5]。
- ^ ミ01船団は記録上確認できない[3]。
- ^ ヒ船団ではこれより以前にヒ71船団の戦訓を踏まえてマニラへの寄港を中止していたが、護衛兵力の不足が甚だしいミ船団ではマニラ行きの増援船団との合同運航を継続していた[8]。
出典
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