大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでの登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 08:49 UTC 版)
「ピット (ゲームキャラクター)」の記事における「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでの登場」の解説
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では観賞用フィギュアとして登場。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』では新たな操作キャラクターとして登場。先述のように大幅なアレンジが行われて、このデザインが『新・光神話 パルテナの鏡』へと逆輸入されることとなった。 『光神話 パルテナの鏡』の数年後の姿(後述の「パルテナの神弓」の件より)という設定である。前述の特徴の数多くが再現されている(声援などで君付けで呼ばれる、撃墜時にたまに「ヤラレチャッタ」と言う、ハンマーを使う際の動きなど)。同様に原作における数え切れない挫折により強くなっている(スネークの無線より)そうで、多少は自由に飛べるようになっている。スネークの無線通信時に「人間に羽が生えている」や「それともコスプレイヤーか?」と言われた(ただし前述の「ヤラレチャッタ」をスネークは知っており、オタコンから「なんだ知ってるんじゃないか」と突っ込まれた)。 武器は『光神話 パルテナの鏡』本編での功績を称えて渡されたというオリジナルの装備「パルテナの神弓」となり(後に『新・光神話 パルテナの鏡』でも装備のひとつとして続投)、光の矢を放つ事が可能なほか、中央部から分離し2振りの短剣(曲刀)として接近戦に対応可能となった(剣を使用する際は弓に戻す際の隙を考慮して、右手は順手、左手は逆手で持つ)。剣の向きを逆に連結、S字型の連結剣にして振り回し斬りつける事もできる。必殺ワザでは「鏡の盾」も使用する。 同作のアドベンチャーモード『亜空の使者』ではストーリー最初期から登場するキャラクター。天界の神殿からスタジアムでのマリオとカービィの試合を観戦していたが、そのスタジアムが亜空軍に襲撃された事態を知り、パルテナの勅命もあり打倒亜空軍のため出撃する。その後雲海で、フィギュアになったマリオを発見し、彼を救出して共に亜空軍との戦いに参加する。 4作目『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』にも引き続き登場。滑空自体のシステムが取り消されたものの、『新・光神話 パルテナの鏡』で加わった要素が輸入されており、技の際にはパルテナの神弓だけではなく「豪腕ダッシュアッパー」や「衛星ガーディアンズ」といった多彩な神器を使用するようになっている。最後の切りふだが変更になったのはパルテナの参戦によるものである。 また、『for』ではピットとは別枠のキャラとして、ブラックピットも参戦している。ピットの「モデル替えキャラクター」(基本プログラムを流用して作られたキャラクター。『SPECIAL』では「ダッシュファイター」という名義に変更された)で、基本操作感覚は似ているものの意図して通常のピットとは細部の仕様が変更されており、元のピットからワザの強弱も変化している。必殺ワザは、パルテナの神弓がその試作品である「神弓シルバーリップ」に、豪腕ダッシュアッパーが電撃をまとった豪腕で殴り掛かる「豪腕デンショッカー」に変更されている。下必殺ワザは「衛星ガーディアンズ」から変更されていない。 5作目『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でも登場。ブラックピットも続き参戦している。 各キャラ固有の大技「最後の切りふだ」は各作品ごとに異なる。『X』では「全軍、出撃ー!」の合図でステージ背後にパルテナが現れ仲間のイカロスたちに突進させる「パルテナ親衛隊」。『for』では通常のピットは「三種の神器」で、その名のとおり三種の神器を装備して(デザインは『新・光神話 パルテナの鏡』における黄金の鎧兜のもの)、強力な8段セットの連撃を放つ。『SPECIAL』では「光の戦車」で、画面手前側から照準に対して戦車で突撃行うというものとなっている。ブラックピットの最後の切りふだはシリーズ通して「ブラピの狙杖」で、手にした神器・ブラックピットの狙杖(ブラピの狙杖は略称および原作での神器の名前)を用いて横一直線に狙撃し、当たったファイターを一撃で画面外まで吹き飛ばす。
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