大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおけるデデデ大王
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「デデデ大王」の記事における「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズにおけるデデデ大王」の解説
シリーズ第3作目『大乱闘スマッシュブラザーズX』からプレイヤーキャラクターとして登場。以後の同シリーズではガウンの下に柔道着のような和をイメージした衣服を着ている(『for』ではその姿に合わせた和の弦楽器と笛によるテーマが作られている)。 以前の同シリーズではステージ「プププランド」(64版・『DX』いずれにも出現)のゲストキャラとして背景に現れたり、『DX』のフィギュアとして出るのみであったが、この作品でプレイヤーキャラとして登場することになった。また、デデデ大王はシリーズ第1作の公式サイト『スマブラ拳!!』で行われた「スマブラ2があるとしたら出てほしいキャラ」というアンケートにおいて、開発中では登場予定があったがボツになったということが公表されており、実に9年越しの参戦となった。 おなじみのハンマーは大型化し、柄がかなり長くなるとともにベアリングや小型ジェットを仕込んだ機械仕掛けとなっており、打突時にヘッド部分がモーターで回転したり、ジェットエンジンが展開する。ハンマーの重量はどの程度か不明だが、同じく大重量のデデデがダッシュUターンの際にヘッド部分を回転軸として利用していることから、相当な重さと推測される。常人からしてみればあらゆる意味で常軌を逸しており、数少ない人間型キャラクターのスネークをして「肩が外れかねない」と言わしめたほどである。 アニメ版の声優が引き継がれたメタナイト、ナックルジョーと違い、こちらは『星のカービィ64』でデデデ役を務めた桜井政博(桜井は『スマブラ』シリーズのディレクターも担当)が声を演じている。これはデデデが初めてしゃべった際にそうだったということと、アニメ版での性格や「〜ぞい」の語尾がゲームの世界観と合わないと判断したためである。 キャラクターの名称では「大王」が抜けており「デデデ」とのみ表記されている(ただし、英語版では「King Dedede」のままである)。これは「キャラ名に敬称はつけない」という考えからだが、キャラクター紹介でも「プププランドの大王」ではなく「プププランドの自称大王」と紹介されている(実は『DX』のフィギュア名鑑の時点で「自称」と書かれている)。スネークにはしきりに「あれは本当にペンギンじゃないのか?」と言われていた。 アドベンチャーモード「亜空の使者」におけるデデデについては、亜空軍を参照。 『for 3DS / Wii U』においても引き続き参戦。『X』よりも瞳が小さくなり、コミカルな表情が多くなっており、「最後の切りふだ」が変更された。なお、本作では上記「プププランド」でプレイヤーとして登場している場合、背景には一切登場しなくなる。 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にも参戦。顔つきがアニメ版に近くなり、よりコミカルな雰囲気となった。また、ワザもいくつか変更が入り、「最後の切りふだ」も再度変更された。
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