国鉄UM1形コンテナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/08 15:43 UTC 版)
国鉄UM1形コンテナ(こくてつUM1がたコンテナ)とは、日本国有鉄道(国鉄)およびそれを継承した日本貨物鉄道(JR貨物)に籍を編入し、10 ft形または12 ft形を基本とした私有コンテナに属する、無蓋コンテナである。
出典
- ^ a b c d e f g h 国鉄時代の私有コンテナ第33回/月刊とれいん詩2014-4発行/記載 p36.
- ^ 日本の貨車 : 技術発達史/日本鉄道車輌工業会 2008-4発行/記載 p434.
- ^ a b 国鉄時代の私有コンテナ第33回/月刊とれいん詩2014-4発行/記載 p37.
- ^ a b c d e f 国鉄時代の私有コンテナ第33回/月刊とれいん詩2014-4発行/記載 p39.
- ^ a b c d e f g 国鉄時代の私有コンテナ第33回/月刊とれいん詩2014-4発行/記載 p38.
- ^ 国鉄時代の私有コンテナ第34回/月刊とれいん詩2014-5発行/記載 p28.
- ^ a b 国鉄時代の私有コンテナ第34回/月刊とれいん詩2014-5発行/記載 p29.
- ^ 国鉄時代の私有コンテナ第34回/月刊とれいん詩2014-5発行/記載 p30.
補足
- ^ イメージとしては、建物周りに設置されている排水路で一時的に雨水や汚水を貯めて、ゴミや汚泥を沈殿させる為の四角い蓋付きコンクリート製のマス(角形の簡易マンホール)と同じ構造である。
- ^ 例えば、納品先への侵入路の途中での橋や溝ふたの重量制限や、施設内の路面強度 ・ 地下または二階以上の階層へのスロープや車両用エレベーター強度などで、建設当時の設定制限重量値の低下や建築技術力の未熟、あるいは経年劣化などの諸因が考えられる。これは、現在でも立体駐車場やビルなどの入り口でよくみられる、建築当時はほとんど問題がなかった車高制限値の2.1 mの設計的設定値が、その後の時代の流れで背高のワンボックス車などが増えたり、納品用トラックの構造が変わり僅か数cmの僅差で進入できない弊害が多発している事情と同じである。
- ^ ただし、出典記述【国鉄時代の私有コンテナ第33回/月刊とれいん詩2014-4発行/記載 p39】内では、「高さが2.350 mm」となってはいるが、これは当時の標準的な汎用コンテナの高さと同等の数値であるので、執筆者側の完全な誤記である。よって、同じ紙面に掲載されている公式図面の高さを代わりに記した。ただし、図面数値の字体が細く拡大しても四桁の数値下二桁が潰れているために、あえて「1,100以上mm 」)との記述とした。
- ^ ただし、参考事項として【国鉄時代の私有コンテナ第34回/月刊とれいん詩2014-5発行/記載 p30】では、図面を含めた公式資料がないために筆者の現物確認からの推測ながらも、「1991年にJR貨物広島車両所(旧、国鉄広島工場)で製作されたM2A形、無蓋コンテナと外観や構造が酷似している。またM2A形と一緒に運用されている。」との記述がある。これらのことから、1987年4月1日よりJR貨物へコンテナ管理が移行して数ヵ月後に新形式に変更される前の、旧形式の登録となっているので、遅くとも1987年前期までには完成していたことになる。
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