JR貨物U29B形コンテナとは? わかりやすく解説

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JR貨物U29B形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 20:54 UTC 版)

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U29B形コンテナ(U29Bがたコンテナ)は、1988年度に登場して、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入していた20ft級・標準内容積29m3航送私有コンテナドライコンテナ)である。

概要

本形式の数字部位 「 29 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積29 m3の算出は、厳密には端数四捨五入計算の為に、内容積28.5 m3 - 29.4 m3の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位「B」は、コンテナの使用用途(主たる目的)が「航送」を表す記号として付与されている[2]

特記事項

日本国有鉄道時代に運用されていたUC7形の後継形式として使用されていたが、近年の物流環境変化等の諸事情で更に内容積の大きいU30B形コンテナへの移行などにより、登場より20年経った2008年度に廃止形式となり消滅した。

番台毎の概要

0番台

  • 1・2 : 日本フレートライナー所有。総重量10t。
  • 3 : (不明)
  • 4・5 : 日本フレートライナー所有。総重量10t。
  • 6・7 : (不明)
  • 8・9 : 日本フレートライナー所有。総重量10t。
  • 10 : (不明)
  • 11・12 : 日本フレートライナー所有。総重量10t。
  • 13 : (不明)
  • 14 : 日本フレートライナー所有。総重量10t。
  • 15 : (不明)
  • 16 : 日本フレートライナー所有。/西濃運輸借受。総重量10t。
  • 17 - 20 : 日本フレートライナー所有。総重量10t。

脚注

[脚注の使い方]

出典

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967

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