JR貨物UT11F形コンテナとは? わかりやすく解説

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JR貨物UT11F形コンテナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 20:42 UTC 版)

UT11F形コンテナ(UT11Fがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が輸送用として籍を編入している、20 ft形の私有コンテナタンクコンテナ)である。

概要

本形式の数字部位 「 11 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積11㎥の算出は、厳密には端数四捨五入計算の為に、内容積10.5 - 11.4㎥の間に属するコンテナが対象となる[1]。また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 F 」は、コンテナの使用用途(主たる目的)があらかじめ届け出ている複数種類の積荷であれば、輸送人の裁量で届け出ている範囲内で自由に積荷を選べる 「 危険品の輸送 」を表す記号として、付与されている[2]

特記事項

概要

現在確認されているのは5000番台のみで、専用種別にバラつきはあるが、所有者は全て三菱化学物流である。

5001 - 5004
エチレングリコール専用。前位・後位の標示があり、貨車積みする際のコンテナの方向が決められている。
5005, 5006
危険物(汎用)専用。
5007 - 5014
ジエチルベンゼン専用。エチレングリコール専用コンテナと同様に、前位・後位の標示がある。

脚注

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出典

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著) 『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967 
※参考白黒写真掲載ページ → ---項。

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