JR貨物UT26K形コンテナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/24 23:01 UTC 版)
| JR貨物UT26K形コンテナ | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 種別 | 20 ft規格のタンクコンテナ※海上コンテナ仕様。 |
| 所有者 | 日本オイルターミナル |
| 製造メーカー | CIMC |
| 製造年 | 2012年 |
| 製造数 | 30個 |
| 常備駅 | 川崎貨物駅 〜 倉賀野駅 |
| 主要諸元 | |
| 外面色 | タンク本体 = 水色、外枠フレーム = モスグリーン |
| 専用種別 | メタノール |
| 化成品分類番号 | 燃毒36 |
| 全長 | 6,058 mm |
| 全幅 | 2,438 mm |
| 全高 | 2,591 mm ※容積拡大の背高仕様のために、規格外ハローマーク( H )付。 |
| 総重量 | 23.11 ※容積拡大の重量増大仕様のために、規格外ハローマーク( G )付。 t |
| 荷重 | 19.5 t |
| 内容積 | 26 m3 |
| 自重 | 3.61 t |
| 備考 | * 背高仕様のために、コキ50000形式コンテナ車積載禁止。フォークリフト荷役禁止[注 1]。 |
UT26K形コンテナ(UT26Kがたコンテナ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)輸送用として籍を編入している、20 ft形の私有コンテナ(タンクコンテナ)である。
概要
本形式の数字部位 「 26 」は、コンテナの容積を元に決定される。このコンテナ容積26 m3の算出は、厳密には端数を四捨五入計算の為に、内容積25.5 m3 - 26.4 m3の間に属するコンテナが対象となる[1]。 また形式末尾のアルファベット一桁部位 「 K 」は、恒常的に鉄道輸送するISO 668規格の国際海上コンテナを私有化した、危険品タンクコンテナに付与されている[2]。
特記事項
本コンテナは海上コンテナを日本国内の鉄道輸送用に転用して、JR貨物の常用的に運用しているコンテナに付与される専用形式『 UT26K- 』を取得したコンテナである。なおもともと、国際的なタンクコンテナの内容物は、液体又は気体類である[注 2]。従って、海上コンテナの形式区分ISO 668による海上コンテナ由来の本コンテナでは、コンテナ上部にISO登録コード[注 3]が付与されているので、日本国内仕様の鉄道用私有タンクコンテナにみられるような粉末又は、粒状のいわゆる「粉モノ」貨物類は積載できない。
番台毎の概要
98000番台
- 98001 - 98030【30】[3]
- 日本オイルターミナル所有、メタノール専用。2011年(平成23年)度取得。全高2,591mm(規格外・ハローマーク = H表記)、最大総重量23.11 t(規格外・ハローマーク = G表記)。海上コンテナ専用タイプコード (22 T6)。コンテナ両端上部に、積載時の方向を指定するために「前」・「後」の表記がある。旧式の貨車である「コキ50000積載禁止」表記あり。
脚注
注釈
出典
参考文献
- ※参考白黒写真掲載ページ → ---項。
外部サイト
関連項目
- JR貨物UT26K形コンテナのページへのリンク