名寄駅 - 稚内駅間とは? わかりやすく解説

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名寄駅 - 稚内駅間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:22 UTC 版)

宗谷本線」の記事における「名寄駅 - 稚内駅間」の解説

自社単独では老朽土木構造物更新含め安全な鉄道サービス」を持続的に維持するための費用確保できない線区」とされた。維持する場合運営赤字のほか、今後20年間の土木構造物大規模修繕更新23億円(概算)、車両21両)の更新58億円(概算)がかかるとされている。 この指定受けた線区については各種施策による経費節減値上げなどの負担利用促進上下分離方式などをポイントに、地域協議の上輸送サービス鉄道として維持する検討進めていくとし、沿線などの市町村構成する宗谷本線活性化推進協議会は、2017年平成29年3月30日の道との意見交換会で、名寄駅 - 稚内駅間の存続向けて対象路線では初めJR北海道との協議開始決定し同年4月14日から協議入った。 なお、北海道による総合交通政策検討会議2018年平成30年2月10日発表した北海道将来見据えた鉄道網維持困難線区)のあり方について』では、「交通政策推進する上で基本的な考え方」として、本区間は「ロシア極東地域本道との交流拡大可能性見据え国土形成し本道骨格構成する幹線交通ネットワーク として、負担等に係るこれまでの地域での協議踏まえ維持向けてさらに検討進めるべきである」としている。 2019年令和元年12月12日に『北海道新聞』が、2013年平成25年) - 2018年平成30年)の1日当たりの平均乗車人員が3人以下の29駅を対象に、「2020年令和2年3月までに維持廃止するか」の判断各自治体求めていることを報道したその後2020年令和2年3月27日宗谷本線活性化推進協議会は、2021年春13駅(南比布駅北比布駅東六線駅北剣淵駅下士別駅北星駅南美深駅紋穂内駅恩根内駅豊清水駅安牛駅上幌延駅抜海駅)の廃止容認した。なお、剣淵町所在する東六線駅北剣淵駅の2駅は、「廃止方向検討しており、町民説明会決定する」としている。 2020年令和2年7月22日廃止方向検討していた恩根内駅は、同年6月恩根内自治会による存続要望受けて美深町議会全員協議会が駅存続了承し美深町として存続方針決めた2020年令和2年12月9日JR北海道が翌2021年令和3年)春のダイヤ改正合わせて利用客少な36駅に対し廃止地元自治体による維持管理移行する駅を発表このうち宗谷本線では、12駅(南比布駅北比布駅東六線駅北剣淵駅下士別駅北星駅南美深駅紋穂内駅豊清水駅安牛駅上幌延駅徳満駅)が廃止17駅(蘭留駅塩狩駅日進駅智北駅恩根内駅天塩川温泉駅咲来駅筬島駅佐久駅歌内駅問寒別駅糠南駅雄信内駅南幌延駅下沼駅兜沼駅抜海駅)が地元自治体による維持管理移行となる予定である。同月18日には、前述12駅を2021年3月13日廃止予定であることを発表している。

※この「名寄駅 - 稚内駅間」の解説は、「宗谷本線」の解説の一部です。
「名寄駅 - 稚内駅間」を含む「宗谷本線」の記事については、「宗谷本線」の概要を参照ください。

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