名寄駅 - 稚内駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:22 UTC 版)
この区間の普通列車は2016年(平成28年)3月26日改正による減便で、現在の本数となった。なお、音威子府駅や幌延駅での停車中に列車番号が変わる列車が存在するが、本節では1本の列車として扱う。 運転本数は、名寄駅 - 稚内駅間を通しで運転する列車が1日に下り2本・上り3本(うち朝の下り1本は旭川駅から普通列車として直通)、名寄駅 - 音威子府駅間の列車が2往復(うち朝の上り1本は名寄駅から快速「なよろ2号」として旭川駅まで直通)、音威子府駅 - 稚内駅間の列車が早朝に下り1本、稚内駅 - 幌延駅間の列車が夜間に上り1本である。区間別にみると、名寄駅 - 音威子府駅間が下り4本・上り5本、音威子府駅 - 幌延駅間が上下各3本、幌延駅 - 稚内駅間が下り3本、上り4本となっている。2021年3月12日までは、このうち朝の上り1本は南美深駅を、夜間の上り1本は天塩川温泉駅、紋穂内駅、初野駅、南美深駅、智北駅、北星駅を通過していたが、2021年3月13日以降は紋穂内、南美深、北星の各駅が廃止されたため、稚内駅 - 名寄駅間で普通列車が通過する駅は夜間の上り列車1本が通過する天塩川温泉、初野、智北の3駅のみとなった。このほか、2016年(平成28年)の減便直前の時点では、筬島駅、歌内駅、糠南駅、安牛駅、南幌延駅、上幌延駅、下沼駅、徳満駅に1日1本 - 3往復(6本)の通過列車があり、そのため2016年の減便前までは、幌延駅 - 音威子府駅間の特急が停車しない駅において一日の停車本数が現在の3往復よりも少ない2.5往復のみとなる駅が存在した。なお、音威子府駅以北における普通列車の各駅停車化は、2016年の減便による利便性低下を軽減するための措置である。 車両は音威子府駅発着の2往復にキハ40形が使用されることもあるほかは全てキハ54形で、終日1両編成で運転される。音威子府駅以北に乗り入れる列車にはキハ261系およびキハ54形のみが充当されており、このため音威子府駅はキハ40形が乗り入れる日本最北限の駅となっている。
※この「名寄駅 - 稚内駅」の解説は、「宗谷本線」の解説の一部です。
「名寄駅 - 稚内駅」を含む「宗谷本線」の記事については、「宗谷本線」の概要を参照ください。
- 名寄駅 - 稚内駅のページへのリンク