町民乗車票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:22 UTC 版)
2016年(平成28年)3月26日ダイヤ改正ではJR北海道各線での普通列車の減便が実施された。宗谷本線では減便により、音威子府駅 - 稚内駅間の普通列車が上下各5本から各3 - 4本に減便され、日中には最大で8時間に渡り普通列車が運転されない時間帯も生じた(宗谷本線#地域輸送も参照)。このため代替措置として、同年3月24日より沿線の中川町・幌延町・豊富町の各町がJR北海道と大口契約を結び、特急列車の普通車自由席に、当該区間の普通乗車券+10円に相当する金額で乗車可能となる町民乗車票(いわゆる契約乗車票、実際には運賃も割引かれており、両方を割引いた結果として「+10円」相当額になっている)が設定・販売されている。この町民乗車票はJR北海道の窓口や列車内での購入はできず、各町内の指定の発売場所で事前販売が行われる。また、町民以外へは発売されない。 発売区間は中川町が天塩中川駅 - 名寄駅間、幌延町が天塩中川駅 - 名寄駅間および幌延駅 - 稚内駅間、豊富町が豊富駅 - 稚内駅間である。
※この「町民乗車票」の解説は、「宗谷 (列車)」の解説の一部です。
「町民乗車票」を含む「宗谷 (列車)」の記事については、「宗谷 (列車)」の概要を参照ください。
- 町民乗車票のページへのリンク