召喚獣等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:14 UTC 版)
「異世界はスマートフォンとともに。」の記事における「召喚獣等」の解説
ポーラ 大きさが約50cmの熊のぬいぐるみ。 何の変哲もない、単なる綿が詰まったぬいぐるみなのだが、リーンが200年に亘って無属性魔法【プログラム】を無数にかけ続けており、時にシャドーボクシングをしたり、冬夜が心の中でツッコミを入れるほどの表情豊かな動きを見せるなど、まるで生きているかのように動く。また、当初にかけた無属性魔法【プロテクション】の効果で、200年経っていると思えない良好な状態を保っている。リーン曰く、「【プログラム】した覚えのない行動までするようになった」とのこと。 【プロテクション】によって水による浸水や埃による汚れなどの影響を一切受けないため、海水浴にも水着(赤と白のボーダー柄)を着て参加している(が、海に入ろうとすると、ぬいぐるみの為軽いので小さな波の力で押し返され、浜辺に戻されてしまう)。 琥珀(こはく) 声 - 甲斐田ゆき 冬夜が初めて闇属性魔法を使い召喚した召喚獣。秋と金属・西方と大道を司るもの。 白帝と呼ばれる神獣。「獣の王」。冬夜はオスだと思っていたが、実際はメスであることが後に判明する。 召喚された際、自分に対し冬夜が持っている魔力をぎりぎりまで注ぎ込み、最低限の質と量があれば契約を考えると述べるが、いざ魔力を注ぎ込まれると冬夜の莫大な魔力量に耐えられず気絶。冬夜の【キュアヒール】で回復すると主従契約を行い、琥珀と名付けられる。 通常召喚獣は召喚主の魔力を節約するため、必要に応じて顕現し力を貸すのだが、冬夜の膨大な魔力により顕現し続けている事が出来る。しかし街中を大きな虎の姿で歩き回るのは問題であるため、普段は小型犬サイズの子虎の姿になっている。人の言葉で会話が可能だが、不用意に喋ると周囲を驚かせてしまうため、当初は周囲に琥珀が喋ることを知っている者しかいない状況でなければ、人前で話さないようにしていた。ブリュンヒルド公国建国後は「もう今さら」ということで人と話すことを冬夜から許可されている。 黒曜&珊瑚(こくよう&さんご) 声 - 二又一成(黒曜)、松井菜桜子(珊瑚) 冬夜の召喚獣・その二。冬と水・北方と高山を司るもの。 玄帝と呼ばれる神獣。「鱗の王」。大型の亀と、それに何重にも巻き付いた黒色の大蛇の二匹で一組となっている。水を操ることができる。 冬夜の魔力と琥珀の霊力を混ぜて召喚。二匹と戦って夕方まで立っていることができたら主従契約を行うという約束だったが、冬夜の無属性魔法【スリップ】で延々と転ばされ続けて降参する。主従契約を結び、黒色の大蛇が黒曜、大型の亀が珊瑚と名付けられる。性別は黒曜がいわゆるオネエ系のオスで、珊瑚はメスである。 琥珀と同じように顕現し続けており、普段は小型の蛇と亀と言った姿になり、宙を浮かびながら移動する。 紅玉(こうぎょく) 冬夜の召喚獣・その三。夏と炎・南方と湖畔を司る者。性別はメス。 炎帝と呼ばれる神獣で「鳥の王」。冬夜の魔力と琥珀、黒曜&珊瑚の霊力を混ぜ合わせて召喚される。落ち着いた性格であり唯一試練を行わないで主従契約を結び、紅玉と名付けられる。 外見は派手だが、普段はオウムほどの大きさで城の中や公国内を飛び回っていることが多い。冬夜が召喚した鳥達を「バビロン」の入り口と思われる遺跡を発見させるために調査に出しており、その鳥達の統括を行っている。 瑠璃(るり) 冬夜の召喚獣・その四。春と木・東方と大河を司る者。 蒼帝と呼ばれる神獣。「竜の王」であり「鱗の王」でもある。冬夜の魔力と琥珀、黒曜&珊瑚、紅玉の霊力を混ぜ合わせて召喚される。 琥珀とは半ば喧嘩友達のような関係であり、顔を合わせる度に口喧嘩を繰り広げている。召喚された際に、琥珀、黒曜&珊瑚、紅玉が常時顕現していることに気が付かず、琥珀の煽り言葉に乗せられて、冬夜と勝負するが、開始早々に無属性魔法である【グラビティ】で押し潰されて音を上げる。主従契約を結び、身体の色からラピスラズリの和名である瑠璃と名付けられる。 瑠璃もまたメスであり、普段は大型の鳥ほどの大きさでいることが多いが、時として本来の大きさに戻り冬夜を乗せて飛び回ったり、竜語の解らない冬夜のために竜語の通訳を行うこともある。
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