古代王国時代の人物
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「ロードス島戦記の登場人物」の記事における「古代王国時代の人物」の解説
『ロードス島戦記』の時代から遡ることおよそ500年前まで栄えた古代魔法王国カストゥール時代の人物。 カーラ 人間であった頃の名前はアルナカーラ。付与魔術一門の魔術師。灰色の魔女。六英雄の一人「名も無き魔法戦士」の正体でもある。ロードスの歴史を影から操る人物。ターバ神殿に侵入した際にレイリアに憑依。その後パーン達によってサークレットを外されるも、ウッドチャックが自ら望んで憑依された。 ル・フロイ 「至高なる」ル・フロイ。ロードス島の初代太守で、付与魔術一門の魔術師。ロードス支配の核としてルノアナ湖に湖上都市クードを建設した。蛮族を力で屈服させるのではなく、話し合いによって平和裏に支配しようとした当時の魔術師としては稀な人物。判明している歴代のロードス太守では唯一の付与魔術師で、その性格と相まって「ロードス太守の娘」で「マーファの信者」とされる灰色の魔女カーラの父親とする説もあるが、定かではない。 アガナー ロードス島の2代目太守。死霊魔術一門の魔術師。当時としては一般的な強大な力による支配を推し進め、砂漠の蛮族以外を屈服させた。 サルバーン 古代王国時代のロードス島の最後の太守。死霊魔術一門の魔術師。古代王国崩壊時に最後まで蛮族との戦いを続け、「太守の秘宝」を五匹の竜に託して湖上都市クードの戦いで死亡した。しかし死霊魔術を用いて「不死の王(ノーライフキング)」となり、今もルノアナ湖周辺に住んでいる。 ストラール 帰らずの森の呪いに囚われていた召喚魔術一門の魔術師。森を封印していたハイエルフへの復讐を企む。古代魔法王国崩壊の影響で魔法は使えず、サルバーンを探し出して助力を頼み、アンデッドモンスターを借り受けた。 アザート ロードス島において、古代王国に最後まで反抗を続けた砂漠の民の先祖の精霊使い。自らの命を賭けて風の精霊王、炎の精霊王と盟約を結び、血の繋がる子孫に従うようにして息絶えた。それによって土地が砂漠化してしまうが、子孫たちは盟約の力によって精霊王を従えて古代王国と戦い続けた。しかしロードス島三代目の太守(死霊魔術師)の時代に精霊王は封印されてしまい、更に策略により砂漠の民は2派に別れて相争うことになる。 ナニール 古代王国末期、反旗を翻したロードス島の諸部族を率いたマーモ島出身の女性指導者。破壊の女神カーディスの神官であり、死しても魂が新しく生まれる赤子に宿って本来の魂を消滅させて何度でも転生する。古代王国が滅びた後は新王国樹立を図ったが、カーラの策略によりアラニアの建国王カドモスI世との50年にわたる争いに敗れて封印された。ナニールの部族はこの時の政争で殺戮に遭い、僅かな生き残りは「闇の森」に逃げ込み、以後は闇の森の蛮族と呼ばれ今に至る。数百年後に地震と盗掘によって封印が解けるも冒険者に打ち倒され、転生憑依した赤子は大ニースのもとに預けられ、元の赤子の魂が消滅することなくレイリアとして成長。レイリアの体の中で眠り続けたままとなっていたナニールの魂は、今までの転生と違って赤子の本来の魂という形で娘の小ニースに受け継がれる。
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