ナニール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 03:59 UTC 版)
「ロードス島戦記の登場人物」の記事における「ナニール」の解説
古代王国末期、反旗を翻したロードス島の諸部族を率いたマーモ島出身の女性指導者。破壊の女神カーディスの神官であり、死しても魂が新しく生まれる赤子に宿って本来の魂を消滅させて何度でも転生する。古代王国が滅びた後は新王国樹立を図ったが、カーラの策略によりアラニアの建国王カドモスI世との50年にわたる争いに敗れて封印された。ナニールの部族はこの時の政争で殺戮に遭い、僅かな生き残りは「闇の森」に逃げ込み、以後は闇の森の蛮族と呼ばれ今に至る。数百年後に地震と盗掘によって封印が解けるも冒険者に打ち倒され、転生憑依した赤子は大ニースのもとに預けられ、元の赤子の魂が消滅することなくレイリアとして成長。レイリアの体の中で眠り続けたままとなっていたナニールの魂は、今までの転生と違って赤子の本来の魂という形で娘の小ニースに受け継がれる。
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