参加団体・個人
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「2017年のユナイト・ザ・ライト・ラリー」の記事における「参加団体・個人」の解説
参加していた主なグループは、以下の通りである。 ヴァンガード・アメリカ 白人の民族主義者のグループで、メンバーが白いシャツを着用していたことで見分けられる。この集会で自動車を突っ込んだ容疑者が同グループのメンバーだったと報じられたこと(グループ側は否定)により事実上解散。 リーグ・オブ・サウス 南部に拠点を置く新連合国、民族主義者のグループ。特に「南部の労働者を移民から守る」活動に注力している。この集会では元グリーンベレーのマイケル・タブスが事実上グループを率いた。現在も活動中である。白地に黒のラインが入った旗が特徴。 KKK この集会では少なくとも1人が参加しており、火炎スプレーを手に近づいてきた抗議者に威嚇射撃した男性など、個人として参加していたが後になって判明したメンバーがほとんどである。 アメリカン・ガード 元ネオナチグループに所属していたブライアン・ジェームズによって創設された極右グループで、参加するのに人種は問われない。本集会では一部のメンバーが参加していた。 フラターナル・オーダー・オブ・アルト・ナイツ その特徴的な風貌で話題になった"ベースド・スティックマン"ことカイル・チャップマンによって創設された、緩く組織された極右グループ。本集会にはAugustus Invictusという弁護士の警備の為に参加しており、プラウド・ボーイズからも数人が個人として参加していた。 アイデンティティ・ディキシー 4chanでのスレッドから始まった、南部人のアイデンティティを重視する民族主義者の小さいグループ。本集会ではメンバーが水色のシャツを着用して参加していた。 ニュージャージー・ユーロピアン・ヘリテージ・アソシエイション ニュージャージー州に拠点を置くグループ。本集会の後に開催された、「ユナイト・ザ・ライト2」にも参加していた。 ブラッド・アンド・オナー(血と名誉) ヨーロッパ、北米各地に拠点がある民族主義者グループ。白人至上主義的なパンクバンドから派生したとされている。 伝統主義青年ネットワーク 以前から自身の通う大学に白人生徒連合を作るなどして話題になっていた、マシュー・ハイムバックが創設したグループ。本集会には多数のメンバーが参加していた。尚グループはマシュー本人の妻への暴行容疑などから事実上解散。 国家社会主義運動 アメリカでも有数のネオナチ組織である。鉤十字と星条旗をあしらった旗が有名。 ザ・ハイウェイメン(The Hiwaymen) 南部の伝統主義者からなるグループで、黄緑のシャツを着用して参加していた。なおグループに参加するにあたり人種は問われない。本集会ではメンバーの1人がカウンターとして集まった人々によって激しく暴行を受けた。 RAM(Rise above movement) 白人によって構成されている、自称"ファイトクラブ"で、定期的にトレーニングを行っている。本集会では、メンバー4人が暴行容疑等で逮捕された。 Identity evropa 白人民族主義グループ。特徴的なシンボルをあしらった旗を持って参加していたメンバーが多い。なお、今はAmerican identity movementと名前を変えており、"いかなる暴力にも賛同しない"(ホームページより)というマニフェストを掲げている。 デイリー・ストーマー ナチス賛美的な思想を持つメディア 民兵組織 この集会には多数の民兵組織が"治安の維持"の名目によって集まっており、参加者と反対者を隔てさせたり、インフォウォーズのレポーターの警護、負傷者(どちら側か問わず)の救護などを行った。大手メディアにはそのセンセーショナルな風貌から参加者の代表的な存在として度々報道されたが、実際は参加者に加担していない(実際に近寄りすぎた参加者を民兵の1人が手荒に押しのける場面も見られた)。また、市民から民兵組織のひとつ「ペンシルベニア・ライトフット・ミリシア」を相手取って訴訟が起きた。
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