南町・四谷循環
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 23:32 UTC 版)
市内南西部の南町・四谷地区を循環する2つの系統。府中駅から中河原駅を経由するよつや苑西ルートと、2010年に新設された中河原駅発着の四谷六丁目ルートが、「南町・四谷循環」という一体の系統として扱われている。 中河原駅では乗り継ぎダイヤが組まれており、よつや苑西ルート府中駅方面・よつや苑西方面、四谷六丁目ルートが、30分ごとに3台そろうダイヤとなっている。また中河原駅では、よつや苑西ルート - 四谷六丁目ルート間の無料相互乗り継ぎ制度があり、車内で乗務員から乗継券を受け取る(#無料乗継制度を参照)。 よつや苑西ルートは、府中駅発着で中河原駅を経由し、よつや苑西方面を循環する。府中本町駅、分倍河原駅、府中市郷土の森博物館、中河原駅、住吉町、四谷などの近辺を経由する。分倍河原駅の停留所はバスロータリー内で、同じのりばから一般路線バスの郷土の森総合体育館方面(分52・府52)も発着する。ちゅうバス北山町循環の停留所とは場所が異なる。 四谷六丁目ルートは、ちゅうバスでは最も新しく開業した路線である。ちゅうバスで唯一府中駅を通らないルートで、中河原駅から発着し四谷六丁目地区を循環する。住吉町、四谷、日新町、三屋通りなどを経由する。経路の一部は京王バスの一般路線バス都営泉二丁目線(中02系統など)と重複している。 日新町・四谷北西部は、かつて京王バスの分53系統が、分倍河原駅 - 日野駅間を約20分間隔で運行していたが、沿線のNEC府中事業所の通勤利用に左右され本数が激減して朝夕数本の運行となった。この減便を補完する役割もある。 分53系統は、南町・四谷循環の開設に前後して毎日上下1本にまで削減。2009年3月14日にJR南武線西府駅が開業し、NEC府中事業所の最寄り駅が中河原駅から西府駅へ移った影響もあり、2012年4月からはさらに削減され、日野駅発が平日朝に1本運行されるのみとなった。 2010年3月29日には四谷六丁目ルートが新設され、中河原駅と駅から離れた四谷地区を結ぶバス需要を、京王バスの一般路線に代わり、ちゅうバス南町・四谷循環の2路線が担っている。 2011年8月15日より、一部ルートの再編・延伸が行われている。 2017年4月17日のダイヤ改正時に、四谷六丁目ルートの経路を一部変更。三屋通り中停留所から四谷通り経由に変更し、四谷通りに四谷四丁目停留所を新設。これにともない、三屋通り南・四谷駐在所西の両停留所は経由しなくなった。なお三屋通り南は京王バスの一般路線(中02系統など)、四谷駐在所西はよつや苑西ルートが引き続き停車する。 2018年10月1日始発より、よつや苑西ルートの経路を一部変更。往復ともに旧甲州街道(大國魂神社前)- 市役所方面の経路となり、府中駅手前の第一小学校停留所(府中駅方向のみ停車)が廃止され、国道20号(甲州街道)を経由しなくなった。北山町循環でも同様に経路変更。なお一般路線バスは引き続き第一小学校停留所に停車する。 2020年3月23日より、よつや苑西ルートで停留所の新設と既存停留所の名称変更が行われた。停留所の間隔が長かった四谷一丁目東 - 中河原駅間に「住吉町四丁目」停留所を新設した。また四谷五丁目停留所を「四谷さくら公園」に名称変更したが、これは同年3月26日の、市立四谷さくら公園の拡張部分開園(整備工事2期)に伴うものである。 ■よつや苑西ルート : 府中駅 - 府中市役所 - 本町二丁目(府中本町駅入口)- 分倍河原駅 - 武蔵府中税務署 - 中央道下 - 郷土の森西 - 中河原駅 - (稲荷神社 → 四谷駐在所西 → 四谷三丁目西 →/← 四谷一丁目 ← 四谷三丁目) - よつや苑西(→中河原駅・府中駅方面へ戻る)2003年(平成15年)12月1日運行開始。 所要時間約96分(循環)、運転間隔30分(府中駅発 7:59 - 19:29)。 分倍河原駅に入る経路は往復とも同一順序。 朝に中河原駅→よつや苑西循環→府中駅行きの便が1本と、中河原駅→分倍河原駅→府中駅行きの便が1本ある。 夜の18:29・18:59発の2本は府中駅→よつや苑西循環→中河原駅まで、19:29発の最終便は府中駅→分倍河原駅→中河原駅止まり。 ■四谷六丁目ルート : 中河原駅 - (日新小学校 →/← 稲荷神社 ← 三屋) - 四谷六丁目(→中河原駅へ戻る)2010年(平成22年)3月29日運行開始。 所要時間約27分(循環)、運転間隔30分(中河原駅発 8:02 - 19:32)
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