押立町・朝日町循環新設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 23:32 UTC 版)
「ちゅうバス」の記事における「押立町・朝日町循環新設」の解説
2008年(平成20年)3月25日、府中駅より武蔵野台駅南口方面への押立町・朝日町循環が新設。以下の2ルートが運行開始した。 府中駅から東南東方面へ、競艇場前駅を経由し武蔵野台駅へ至る、押立町・朝日町循環 押立町ルート(以下「押立町ルート」) 府中駅から東方面へ、東府中駅・武蔵野台駅を経由し多磨駅へ至る、押立町・朝日町循環 朝日町ルート(以下「朝日町ルート」) この押立町・朝日町循環は、京王バスの一般路線バスとして運行されていた府31系統を再編したものである。ちゅうバスへの再編により、同日をもって府31系統は廃止された。 前身となった府31系統は、1997年(平成9年)に交通不便地域の解消を目的として、府中市が京王帝都電鉄(当時)にミニバス(日野・リエッセ)2台を寄贈して運行開始したコミュニティバス的性格の強い路線であった。府31系統時代の経路は以下の往復運行であった(車返団地止まりの区間便も存在した)。 府中駅 - 東府中駅 - 白糸台一丁目 - 武蔵野台駅南口 - 車返団地 - 押立町三丁目 - 競艇場前駅南口 「#押立町・朝日町循環」および「京王バス中央・府中営業所#廃止路線」も参照 府31のルートをコミュニティバスの一部として取り込み、以下の経路を新設した上で、武蔵野台駅で従来の経路を分断して乗り継ぎで対応することとしたものである。 朝日町通り - 多磨駅東口(朝日町ルート) 清水下通り - 府中駅(押立町ルート) これにより府31系統の経路が武蔵野台駅で分断されることとなったため、武蔵野台駅南口で無料乗継券が発行されている。そのため循環路線ではないが「押立町・朝日町循環」として1路線2ルートという扱いになっている。 また押立町・朝日町循環の新設に合わせて、ちゅうバスのダイヤ改正が行われ終車時刻が延長された。同時に南町・四谷循環、北山町循環でも経路変更・路線延伸されている。 なお、ちゅうバスとしての開業は2000年代に入ってからであるが、その前史として1990年代後半に府中市の働きかけによりミニバス路線が開設し、それが後のちゅうバスに発展したことを考えると、東京多摩地域のコミュニティバスとしては比較的早期の開業ということになる。 「多摩地域#コミュニティバス」も参照
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