押角トンネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 14:53 UTC 版)
岩泉線の押角トンネル(おしかどトンネル)は、押角駅 - 岩手大川駅間に位置し、峠付近の国道に並行して設けられた全長2,987 mの単線鉄道トンネルであった。 1947年(昭和22年)の国鉄小本線(岩泉線)押角駅 - 宇津野駅(1957年に廃止)間延伸時に開通した。なお、宇津野駅は本トンネルの岩手大川側坑口付近に位置していた。2014年の岩泉線の廃止により鉄道トンネルとしての役目を終え、道路用に拡幅されて押角峠道路のトンネルに転用された。接続道路との関係で、岩手大川側にSカーブを挿入して鉄道時代のトンネル坑口の隣に道路のトンネルの坑口が位置する構造となり、全長が3,094 mとなった。片側1車線で幅員6 m。 岩泉線時代の押角トンネル(岩泉線宇津野駅から、2013年) 宮古市側坑口 岩泉町側坑口
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