押熊線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 03:46 UTC 版)
押熊線は西大寺駅北口から北進し、県道52号の旧道に入り、秋篠寺の門前を通って押熊に向かうバス路線である。 途中、県道52号の旧道を経由する。旧道は狭隘な1車線道路であり、軽自動車の同士の離合すらままならない。道幅が狭いにもかかわらず利用客が非常に多い路線のため、(現在は生産されていない)長さ9m尺の大型ショート車をメインに運行されていたが、車体の老朽化により中型車への更新が進んでいる。バスが道幅を占有して走行せざるを得ない区間が複数存在する。途中、秋篠寺、平城中山、南押熊、各停留所付近には誘導員が配置され、無線機でバス乗務員や他の誘導員と互いにやり取りを行いながらバスと対向する車両や人を脇道などの離合可能箇所へ誘導している。バスどうしの離合は秋篠西 - 北秋篠間に確保された路線バス用の離合場所で行われる。バスどうしの離合スペースが確保できないため、朝ラッシュ時の増便が難しく、押熊から出発したバスの直後を追いかける便(続行運転便)が朝ラッシュ時に平城中山始発でに設定されている(74系統)。なお、運賃支払い方法は駅での乗降時間短縮のため、押熊行きが後払い、大和西大寺駅行きが先払いと学園前駅発着の多数の路線と同じ方式が採用されている。 72:大和西大寺駅 - 北秋篠 - 秋篠西 - 平城中山 - 押熊 74:平城中山 → 秋篠西 → 北秋篠 → 西大寺駅
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