劇中では無名だったジェットロン
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「ジェットロン」の記事における「劇中では無名だったジェットロン」の解説
パイロット版にあたる第1~3話ではスタースクリーム、スカイワープ、サンダークラッカーの3体以外にも、緑や紫、青緑等、様々な色をした、名も無きジェットロンたち/Decepticon Jets (声 - 江原正士、難波圭一)が多数登場している。多くはボディが白、手足の細部が黒である。 名前のあるジェットロンたちが『ザ・ムービー』で死亡、あるいはユニクロンによって作り変えられる中で、そのままの姿で生き延びた、無名のジェットロンが『2010』に登場している。 セイバートロン星を舞台にしたエピソードでは、レーザーウェーブの部下として登場した。彼らは皆、セイバートロンモードの飛行機に変形する。 無名のジェットロンのうち、以下の4体は、2000年代以降の玩具展開で、設定と名称が付け加えられて販売された。 航空宇宙兵 サンストーム/Sunstorm 「地球への道」に登場した、セイバートロン星の保安部隊の一員。帰路に就くバンブルとホイルジャックを他のジェットロン達と襲っていた。規格外の融合リアクターを搭載しており、強力なエネルギーを体から発する。 このエネルギー放射は、友軍の健康を害する要因となるため、集団での作戦行動に滅多に参加できない。 自らを超自然的存在と勘違いしており、奇異な言動をちらつかせているため、余計に仲間が遠ざかっている。 カラーリングは「地球への道」では黄色と白である。「SOS!サイバトロン」では黄色一色の者がいるがこちらは別人で、ノヴァストームという個体である。 玩具では、オレンジと白。e-hobby限定で玩具が発売される際に、名前と設定が追加された。 なお、何度か同名のキャラクターの玩具が販売されており、『アニメイテッド』ではアニメにも登場している。 アシッドストーム/Acidstorm 「SOS!サイバトロン」に登場した、セイバートロン星の保安部隊の一員。酸の雨を降らせる事ができる。 カラーリングは、アニメやシージの玩具では黄緑一色であるが、クラシック2.0の玩具では緑を基調とした迷彩模様となっている。 クラシックシリーズのクラシック2.0にて、玩具が発売される際、名前と設定が追加された。 ホットリンク/Hotlink 「地球への道」に登場した、保安部隊の一員。バンブルとホイルジャックをパイロパシックフレイムスロワー(劇中では「ファイヤーアタック」と呼称)で攻撃していた。常にツールキットを所持しており、状況が求めるどんなボディの拡張や、武器の製造に対しても準備が出来ている。 彼はどんな新発明も美しい物と考えていて、発明が不正に使用されたり、破壊されたりすると動揺する。また、サイバトロンの武器を賞賛しており、自己満足のために改良したいと思っている。 カラーリングは薄紫と白。ボットコン2013にて玩具が発売された際、名前と設定が追加された。 WFCではシージ版スタースクリームのリカラーとして、二体のバトルマスターとセットになったものが一般販売された。 ビットストリーム/Bitstream 保安部隊の一員。データハッキングとサイバー戦争に熟練したテクノロジーの天才で、サイバトロンの新しい暗号コードを解読した最初のデストロンの一人。『ターンバレーの奇襲』において、デストロンを決定的な勝利に導いた事がある。 カラーリングは青緑と白。ホットリンクと同様、ボットコン2013にて玩具が発売された際に名前と設定が追加された。アニメ劇中には、彼と非常に良く似たカラーリングのジェットロンが地球の戦いの際に登場している。 ノヴァストーム/Novastorm 「SOS!サイバトロン」に登場した、セイバートロン星の保安部隊の一員。酸の雨を降らせる事ができる。 カラーリングは黄色一色。シージにて、アシッドストーム、イオンストームとセットで玩具化された。 イオンストーム/Ionstorm 「SOS!サイバトロン」に登場した、セイバートロン星の保安部隊の一員。酸の雨を降らせる事ができる。 カラーリングは青一色。 この無名のジェットロンたちの存在と関連する問題として、スタースクリームらと同型のジェットロンはセル画の塗り間違いが非常に多く、シーンによって別のキャラに変化したり、スタースクリームが2体いるなどの作画ミスが頻繁に見られた。
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