初代 A40/50型とは? わかりやすく解説

初代 A40/50型(1978年-1981年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 23:38 UTC 版)

トヨタ・セリカXX」の記事における「初代 A40/50型(1978年-1981年)」の解説

1977年東京モーターショー既存のA40型セリカ4気筒モデル)のノッチバッククーペモデルをベースに2シーター・ロングノーズ化しM型6気筒エンジン搭載したコンセプトカーの「トヨタ・CAL-1」として参考出品セリカの上車種として翌1978年登場。CAL-1同様、A40型セリカ4気筒モデル)のリフトバックモデルをベースにフロントノーズを延長しM型6気筒エンジン搭載ラグジュアリー雰囲気持った高級スペシャルティカーという設定で、4灯角型ヘッドランプやカラードウレタンバンパー、ガラス調のリアガーニッシュやBピラーフィニッシャー、七宝調エンブレム装備し、後の初代ソアラマークII3兄弟マークII/チェイサー/クレスタ)などに代表されるトヨタハイソカーブームへ続くバーガンディー内装など、装飾による高級感演出元祖であり、その3年後に登場する初代ソアラ源流にもなった車種である。エンジン直列6気筒 2.0L SOHC (M-EU) と2.6L SOHC (4M-EU) が搭載された。その後1980年2月登場するセリカの4ドアセダンモデルとなるセリカカムリ(後に無印カムリとして完全独立)同様、フロントグリル造型Toyota のTをあしらい、同じモチーフ用いた同社最高級スポーツカー2000GT彷彿させた。日本国内CMキャラクターにはリック・ジェイソン起用された。 前期 A40型 グレードは2.0L車 (MA45) が下位から L、S、G の3種、2.6L車 (MA46) が下位から S、G の2種用意された。 クラウンとともにトヨタ車初の4速ATが搭載された。オーバードライブ設定スイッチダッシュボード装備された。1990年代から主流となったオーバードライブ解除スイッチとはインジケーター点灯ロジックが逆で、設定スイッチをONにすると緑のインジケータ点灯しオーバードライブ段への自動変速有効になった。 メーカーオプションとしてスライディングサンルーフが用意されたが、開閉車内の上部に装備した折りたたみ式ハンドル回転による手動式であったステアリングホイールスポーク裏にもホーンボタンが装備されていた。 後期 A50型 1980年8月マイナーチェンジ。このマイナーチェンジ車は11ヶ月程度しか販売されていないリアサスペンションが4リンク/コイルスプリングリジッドアクスル式からセミトレーリングアーム/コイルスプリング独立懸架式変更された。 3ナンバー車は 4M-EU に代わり 5M-EU 2.8L SOHCエンジン搭載された。 センターコンソール形状変更し日本製乗用車において普及しつつあったDIN規格のオーディオスペースが、2段新設された。 年表 1978年4月- 発売。この車から現在のTOYOTAロゴ使われ始める。 1980年8月- 後期型登場1981年7月- 2代目登場に伴い販売終了生産台数は39082台。 北米仕様

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