内谷_(戸田市)とは? わかりやすく解説

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内谷 (戸田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 16:20 UTC 版)

日本 > 埼玉県 > 戸田市 > 内谷 (戸田市)
内谷
内谷
内谷の位置
北緯35度49分9.83秒 東経139度37分57.53秒 / 北緯35.8193972度 東経139.6326472度 / 35.8193972; 139.6326472
日本
都道府県 埼玉県
市町村 戸田市
人口
2025年(令和7年)4月1日現在)[1]
 • 合計 0人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
335-0000[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮
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内谷(うちや)は、埼玉県戸田市大字。現行行政地名は大字内谷。またさいたま市南区に同名の町丁があり、旧戸田町時代に浦和市に内谷の一部を編入した経緯から、内谷の地名がある。もとは江戸期より存在したひとつの内谷村であった[4]郵便番号は335-0000[2]

地理

戸田市西部の沖積平野荒川低地)に位置する。浦和市(現さいたま市内谷に編入されなかったエリアが現在も彩湖周辺に残っている。さいたま市南区松本美女木和光市下新倉、和光市新倉、朝霞市下内間木重瀬曲本と隣接する。大字美女木とは複雑に入り組んだ境界線を描いている。また内谷に大字美女木の飛地が幸魂大橋周辺に二ヶ所存在する。また、地区の北側の重瀬との境界線上や、南側の和光市との境界線上には荒川の旧流路があった。その旧流路由来の河跡湖が一部残っている。地区のほぼ全域が荒川左岸の堤外地(河川敷)に位置され[5]市街化調整区域となっていて人口は0人である。堤外地であるため増水時は冠水する。

河川

歴史

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡笹目領に属した内谷村で、古くは中世末期頃より見出せる高鼻荘に属したと云われている[4]。村高は正保年間の『武蔵田園簿』では571余(田407石余、畑163町余)、『元禄郷帳』および『天保郷帳』では523石余であった[4]助郷中山道蕨宿に出役していた[4]。村の規模は東西20、南北10町余であった[4][6]

内谷村に存在していた小字

  • 新手[11]・捨町目・蓑切・永町・田畑前・番匠目・平野・平野飛地(二ヶ所あり)・前原・大野・夏浜(二ヶ所あり)

小・中学校の学区

大字内谷に学区(校区)は設定されていない[12]

交通

地内に鉄道は敷設されていない。

道路

バス

地内にバス路線は存在しないが、東側の美女木七丁目に設置されている国際興業バスの「彩湖道満グリーンパーク入口」停留所が最寄の停留所となる[13]

史跡

  • 道満河岸・渡し - 彩湖・道満グリーンパーク内にある。これ以外にも地内には大野の渡しがあった[4]

施設

脚注

  1. ^ 最新の人口について”. 戸田市 (2017年10月2日). 2017年10月25日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月20日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h 角川日本地名大辞典 11 埼玉県』139頁。
  5. ^ ヤクルトスワローズクラブハウス付近など、ごく僅かであるが堤内地に位置する区域もある。
  6. ^ 新編武蔵風土記稿 内谷村.
  7. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  8. ^ a b c d 『わがまち浦和』付録(頁番号なし)。
  9. ^ 『大宮のむかしといま』大宮市、1980年11月3日、223-225頁。全国書誌番号:81007009NCID BN03449939 
  10. ^ 角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1090-1092頁。
  11. ^ 角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1387頁。
  12. ^ 小・中学校通学区域一覧”. 戸田市 (2014年8月28日). 2019年12月31日閲覧。
  13. ^ 11 南浦和駅・武蔵浦和駅 (PDF) - 国際興業バス.2019年12月31日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク


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