曲本_(戸田市)とは? わかりやすく解説

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曲本 (戸田市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 07:29 UTC 版)

日本 > 埼玉県 > 戸田市 > 曲本 (戸田市)
曲本
曲本
曲本の位置
北緯35度49分54.81秒 東経139度37分27.91秒 / 北緯35.8318917度 東経139.6244194度 / 35.8318917; 139.6244194
日本
都道府県 埼玉県
市町村 戸田市
人口
2025年(令和7年)4月1日現在)[1]
 • 合計 0人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
335-0000[2]
市外局番 048[3]
ナンバープレート 大宮
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曲本(まがもと)は、埼玉県戸田市大字。現行行政地名は大字曲本。またさいたま市南区に同名の町丁があり、旧戸田町時代に当時の浦和市に曲本の一部を編入した経緯から、曲本の地名がある。もとは江戸期より存在したひとつの曲本村であった[4]郵便番号は335-0000[2]

地理

戸田市北西部の沖積平野荒川低地)に位置する。地区の東側をさいたま市南区松本内谷、南側を重瀬、西側を朝霞市上内間木、北側をさいたま市南区堤外と隣接する。地区の西端を荒川が流れ、地区中央に荒川第一調節池彩湖)の一部がある。地区の東端に荒川の左岸堤防があり、北側の南区堤外との境界上に荒川横堤の美谷本第三横堤がある。また、地区の南側の境界線上には荒川の旧流路があった。地区外にその旧流路由来の河跡湖が一部残っている。堤外地であるため増水時は冠水する。地区全域が荒川左岸の河川敷に位置され市街化調整区域となっていて人口は0人である。

歴史

もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡笹目領に属した曲本村で、古くは中世末期頃より見出せる高鼻荘に属したと云われている[4][5]。 村高は正保年間の『武蔵田園簿』では539(田426石余、畑112町余、ほか野銭600銭)、『元禄郷帳』では438石余、『天保郷帳』では444石余であった[4]助郷中山道蕨宿に出役していた[4]。村の規模は東西28余、南北5町余で、化政期の戸数は56軒であった[4][6]。田島村・松本新田・沼影村の間や内谷村・美女木村の間には飛地があった[4]

なお、1959年(昭和34年)戸田町の曲本から分離して成立した浦和市の大字曲本は1976年(昭和51年)の土地改良事業により大字内谷の一部とともに西浦和に変更され[7]、住所地名から浦和市の大字曲本は一旦消滅するが、その後の住居表示の実施で[4]従前の大字とは一致するものではないが、新町名に曲本が採用され、住所地名として復活することとなった(曲本 (さいたま市)#歴史も参照。)。

曲本村に存在していた小字

  • 三条目[12]・道目・鎧町・丸町・深町・亀尻・平野・平沼(二ヶ所)

小・中学校の学区

大字曲本に学区(校区)は設定されていない[13]

交通

地内に鉄道は敷設されていない。また、国道および主要地方道・県道は地内に通っていない。

バス

地内にバス路線は存在しないが、東側の松本四丁目に設置されている国際興業バスの「松本四丁目」停留所が最寄の停留所となる[14]

施設

脚注

  1. ^ 最新の人口について”. 戸田市 (2019年12月2日). 2019年12月15日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年12月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i 角川日本地名大辞典 11 埼玉県』786-787頁。
  5. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 536頁。
  6. ^ a b 新編武蔵風土記稿 曲本村.
  7. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 652頁。
  8. ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
  9. ^ a b c d 『わがまち浦和』 巻末付録(頁番号なし)。
  10. ^ 『大宮のむかしといま』大宮市、1980年11月3日、223-225頁。全国書誌番号:81007009NCID BN03449939 
  11. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 1090-1092頁。
  12. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1387頁。
  13. ^ 小・中学校通学区域一覧”. 戸田市 (2014年8月28日). 2019年12月16日閲覧。
  14. ^ 11 南浦和駅・武蔵浦和駅 (PDF) - 国際興業バス.2019年12月16日閲覧。

参考文献

関連項目

  • 埼玉県第15区
  • 重瀬 - 曲本同様荒川堤外地のみに位置する大字。
  • 内谷 - 同上。また、曲本同様一部を浦和市に編入した歴史がある。

外部リンク


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