兼正(かねまさ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 05:02 UTC 版)
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兼正
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桐敷 正志郎(きりしき せいしろう) 声 - GACKT/ 桐敷の当主で沙子の父とされている人物。元は会社社長であった。年齢は40代半ば。妻の千鶴同様、垢抜けた風貌をしている。 自分を虐げていた父母を殺害し、自分を「救ってくれた」起き上がりに憧れのようなものを感じており、沙子たちを援助している。その際、父母が起き上がらなかったことから血縁である自分も起き上がりとなれる可能性がないことを知り、自分が起き上がりになることは諦め、人間のまま彼女たちを支援する。辰巳曰く『沙子にとって自分たち屍鬼を認めてくれた数少ない人間』とのことであり、彼の安否が判らなくなった際には沙子も動揺していた。 屍鬼狩りの中心となっている敏夫を襲撃するも失敗、村人たちの反撃を受けて死亡する。 漫画版では結城夏野に吸血されたことで、倉橋佳枝を銃撃。千鶴ら彼にとっての家族のこれ以上害さないために、ライフルの銃口を自らの口に当て自決した。今わの際の言葉は桐敷千鶴への感謝であった。 アニメ版においては焼け落ちる屋敷と運命を共にした。 桐敷 千鶴(きりしき ちづる) 声 - 折笠愛/ 沙子の母とされている人物。外見は20代後半〜30代前半だが、実年齢は不明。美しい容姿をしている。娘・沙子同様、SLEを患っていて、それが沙子にも遺伝していると公言しているが、戦中に蘇生した起き上がり。そのため沙子とは血縁関係はない。妖艶に男性を誘うような言動を好む。 外場での生活に飽きが来ており、起き上がりに抵抗しようと孤軍奮闘する敏夫に目をつけ、彼を狙う。その過程で敏夫に心を開きかけるも、それが敏夫の策略だと気づくことができず、最期は神社に引きずり込まれた後、公開処刑される。彼女の処刑は村人たちの目を覚まし、屍鬼狩り開始のきっかけを作ることとなった。人間だったころを懐かしむような言動もしている。 辰巳(たつみ) 声 - 高木渉/疋田高志 桐敷家の使用人の男性。「辰巳」は名字。外見は20代だが、実年齢は不明。 笑顔を浮かべていることの多い、人当たりのいい青年。沙子に血を吸われたことによって人狼となっているが、沙子を恨むことはなく、彼女を支え続ける。沙子に対しては献身的だが、手下の起き上がりたちに対しては高圧的でサディスティックな面がある。 人間の血を必須とする屍鬼が人間以上に繁栄できないことを理解しており、沙子の計画はいつか破綻すると考えているが、辰巳本人曰く虚無主義者であるため、その破綻に抗おうとする沙子に従っている。 江渕(えぶち) 声 - 松田健一郎/ 桐敷家の医者。起き上がり。初老の男性。沙子の家庭教師でもある。楠ガソリンスタンドの隣の空き家に奇妙な診療所を建て、話題になる。 暴徒化した村人から逃れる為にパイプラインへと逃げ込むが、発見され、頭部を割られ死亡した。 倉橋 佳枝(くらはし よしえ) 声 - 喜多村英梨/ 桐敷家の使用人の中年女性。人狼の一人であり山入を任される(但しアニメ版では若い女性)。 漫画版では桐敷正志郎にライフルで頭を銃撃されたことで、大幅な機能障害を起こす。最後は自爆して死亡する。
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