共産主義者同盟 (統一委員会)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 共産主義者同盟 (統一委員会)の意味・解説 

共産主義者同盟 (統一委員会)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/08 21:45 UTC 版)

共産主義者同盟(統一委員会)
発音
  • きょうさんしゅぎしゃどうめいとういついいんかい
設立 2004年4月
目的 労働者階級と被抑圧人民・被差別大衆の解放[1]
公用語 日本語
関連組織 AWC日本連絡会議ブント系諸派団体
ウェブサイト http://www.bund21.org/
テンプレートを表示

共産主義者同盟 (統一委員会)(きょうさんしゅぎしゃどうめい・とういついいんかい)は、2004年に結成されたブント系の日本の新左翼党派の一つ。戦旗西田派全国委員会が同流して結成された。

概要

結成までの経緯

1991年頃より、共産主義者同盟戦旗派(戦旗西田派)と共産主義者同盟 (全国委員会)(旧 烽火派)は「国際連帯」の名の下に提携を結んできた。

戦旗西田派は、三里塚闘争反皇室闘争に代表される過激な闘争が災いして、構成員の減少や活動家の高齢化を招いていた。烽火派と提携することで「労働運動」「国際連帯」という新しい運動に取り組み、組織の弱体化に歯止めをかける狙いがあった。一方、烽火派も「全国委員会」を標榜していながら、実際には関西地方に活動範囲が限定されていた。戦旗西田派と提携することで全国展開が可能になる狙いがあった。これら両者の弱点を相互補完できるという思惑があった。そして1996年のアジア共同行動・日本連絡会議結成を機に、統合の気運が強まっていった。

両党派機関紙は2003年と2004年の新年号で両党派の「共同アピール」を掲載した後、2004年4月に結党大会を開き「共産主義者同盟 (統一委員会)」発足させた。

組織・活動

東京の戦旗西田派事務所を党本部とし、大阪の烽火派事務所を関西支社とした。機関紙は戦旗西田派の「戦旗」を継承した。また党規約も戦旗派のものを踏襲している。一方、活動については、烽火派が掲げてきた「労働運動」「国際連帯」を主要テーマとすることが定められた。

機関紙

機関紙は「戦旗」。月2回発行。また、機関誌「共産主義」も発行している。

参考文献

注釈・脚注

  1. ^ 共産主義者同盟(統一委員会) 結成大会宣言2012年9月閲覧

関連項目

外部リンク



このページでは「ウィキペディア」から共産主義者同盟 (統一委員会)を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から共産主義者同盟 (統一委員会)を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から共産主義者同盟 (統一委員会) を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「共産主義者同盟 (統一委員会)」の関連用語

共産主義者同盟 (統一委員会)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



共産主義者同盟 (統一委員会)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの共産主義者同盟 (統一委員会) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS