六花の学校関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 16:12 UTC 版)
「舞姫 テレプシコーラ」の記事における「六花の学校関係」の解説
坂口 椿 六花のS中での親友。受験の際、六花に鉛筆を貸したことで親しくなる。太めで地味な容姿。自分の名(椿)を嫌い、六花たち友人には苗字で呼ばせている。本人は乗り気でないが民謡歌手である祖母のレッスンを受けているため、声質・声量ともに申し分ない美声の持ち主で、1年生で強豪の合唱部のレギュラーになりソロを任されるほど。かつて本人が自分の資質・容姿も省みずアイドル志望などと言っていたためいじめに遭ったが、自分を知る人のいない私立S中に合格して人生をリセット、今はそのトラウマを感じさせないよう明るく振る舞っている。恋の悩みの誤解で六花と絶交状態になったこともあったが、仲直り。弱気な六花をいつも励ましてくれる、優しい友人となる。現在は本格的に声楽の道を目指すべく猛勉強中。坂口の祖母 著名な民謡歌手で、かつてはTV出演したりCDも出していて、今も民謡教室を開き多くのお弟子さんもいる。坂口は自分にも民謡を強要する厳格な祖母を「クソババア」呼ばわりもするが、心底嫌っているわけでは無さそう。六花も「民謡っていい」と感じ、また坂口を介して聞く彼女のポジティブ思考に励まされ、直接会ったのは(作中で確認できる限り)一度だけながらすっかり坂口の祖母のファンに。それを聞いた坂口の祖母も気を良くしたらしく、何かと六花を気にかけてくれるようになる。 六花の小学校時代の担任 空美に対するいじめを見て見ぬふりでやり過ごし、六花の反感を買う。 あゆみ 六花の小学校時代の同級生。S中に一緒に進学、隣のクラスになる(入学式当日まで互いに知らなかった)。 S中ダンス部 六花が振付けに興味を持つ最初のきっかけとなった場所。 現顧問の小泉はダンスに関してはド素人の体育大学出の新米女教師。曲のイメージとちぐはぐな踊りしか浮かばず、六花に振り付けを依頼した。 前顧問の竹内はバレエを全否定する時代錯誤者。ダンス部が無くなればいいとさえ思っている。 部長の本間はかつてバレエを習っていた。しかしそれは「モダン」とは名ばかりのデタラメバレエで、「クラシックの先生」に自分の踊りを全否定されて傷つき、そのままバレエを止めた過去を持つ。そのため当初は六花に対して冷淡だったが、のちに六花にこのコンプレックスを告白したのを契機に打ち解ける。 一般の新入部員は踊りの基礎すら無い。 現実の日本のバレエ・ダンス界の貧相さを反映したかのような世界。 S中合唱部 坂口が所属する部活。コンクールでも強豪といわれる。 副部長の城戸はハンサムで優しく、歌も上手い。城戸に憧れた坂口は六花に仲介を頼むが、彼は六花が好きだと逆告白。これが原因で誤解が生じ、図らずも坂口と六花の一時的絶交の原因となった。 部長の山本はいつも城戸と一緒に行動しており、地味で太め(ちょうど坂口を男の子にした感じ)。坂口を好いているが、最初は坂口からは「あのシモブクレ!」と相手にされず、「部長さんいい人だよね」という六花と坂口の誤解を余計に深めてしまう。が、いつの間にか坂口といいカンジになり、本格的に声楽の勉強を始めた彼女にアドバイスもしている。
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