侍関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 10:23 UTC 版)
ロッカーボール 星の地中に埋まっている球状の物体。不動明王が残したプログラム装置。人間の腰ほどの大きさがある。備え付けられた小刀を人間に刺すことで適合を試す。適合すれば肉体が変化し侍となるが、適合できなければ死んでしまう。その希少さ故か高額で取引される。 侍 ロッカーボールに適合し、肉体をサイボーグへと変化させた人間。鍵侍とも呼ばれる。身体は脊柱に似た鍵(キー)と呼ばれるメモリーユニットを中心に機械へ再構成されており、宇宙空間ですら自由に行動できる。また身体を切られても死ぬことは無く、素粒子を繋げる力を操り自らの体やキーホルダーを周辺の物質を使い修復、メタモルフォーゼ(変形)させられる。鍵や身体からはコードの様な紐を伸ばし、他の侍と接続し情報をダウンロードしたり、人間相手でも記憶を読み取るなどの様々な機能がある。「義」を失う、「勇」を失う、不動明王に見放されるなどの条件(詳細不明)で鍵を残しロッカーボールへと回帰する「散体」という現象が起きる。侍魂 侍になる際に体内に生成される人魂状の球体。「魂」と呼称されるものの、自我や意思などの精神的な物が宿っている訳ではなく、高エネルギーの塊にすぎない。切り離されても侍本体の行動に支障はなく、また侍魂単体を他の機械のエネルギー源とすることも可能。 キーホルダーの持つ柄骨と組み合わせることで形状を変化させることができ、これにより作られた武器は侍が鎧として纏ったキーホルダーを切断するほどの切れ味を誇る。使用に際し本人確認などは必要なく、赤の他人であっても自由に扱える。高名な侍の侍魂は羨望の的となり狙われる時がある。 キーユニット 侍になる際に元の肉体が変化して生み出される脊柱に似たユニット。侍の再生の核となる部分であり、頭と胴が分断された場合はキーユニットのある頭側から再生され、胴体は消滅する。肉体同様に再生が可能であり、傷つけられても思考や行動には一切支障はない。 自分の意志で開頭し体外に露出させることができ、他の侍との有線接続やプロジェクターとしての機能も果たす。更にそのまま引き抜いてしまう事も可能であり、この場合は再生は起こらず、残された抜け殻のボディが自我を保ったまま行動できる。 姫 地中に眠るロッカーボールを感知する能力を持った女性。また運命により巡り合った侍に、祈りによって力を与える能力も持つ。普段は武士や侍達に守られた城に住み、生け花などの修行を行う。ロッカーボールは侍という強力な戦力を作り出す装置のため、それを感知できる姫は敵対勢力から狙われ、過去には侍同士で姫を奪い合う死闘が起きていた。運命の侍 姫が最初に見つけたロッカーボールから誕生した侍。三身一体を為す重要な存在。ただしその関係は永遠のものではなく、関係を解消し別の侍を運命の相手とすることもできる。 キーホルダー ホルダーの中でも侍が持つホルダーをキーホルダーと呼称する。侍の持つ素粒子操作能力によってホルダーの身体も武器や鎧、乗り物として扱える。柄骨 ホルダーに内蔵されている侍魂の形状変化装置。ホルダーはこれを引き抜いた侍を主と認め付き従う。ロッカーボールを作り出した武神・不動明王との関係は不明。 三身一体(さんみいったい) 侍、姫、キーホルダーの三者が協力し一つの力となった状態を表す心得。姫は侍に力を与え、キーホルダーは侍の戦力となる。
※この「侍関連」の解説は、「サムライ8 八丸伝」の解説の一部です。
「侍関連」を含む「サムライ8 八丸伝」の記事については、「サムライ8 八丸伝」の概要を参照ください。
- 侍関連のページへのリンク