作風・人物像とは? わかりやすく解説

作風・人物像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/05 02:37 UTC 版)

橋本哲」の記事における「作風・人物像」の解説

雑誌PR誌などの撮影担当撮影ジャンル建築物から料理やテーブルフォトまで幅広いが、メイン人物写真である。コントラストが弱いソフトな雰囲気重視した幅広い階調写真が多いが、一方で写真集での撮影ではあえて逆光撮影したコントラストの強い撮影数多く見られる最近ではNHKテレビ番組写真講座すくすく子育て』(NHK教育テレビまいにちスクスクデジカメ撮影術」や写真学校フォトスクール写真教室講師勤める。

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作風・人物像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 07:48 UTC 版)

木村伊兵衛」の記事における「作風・人物像」の解説

ことさらにテーマ強調するのではない、演出のない自然な写真を撮ることで知られこよなく愛したライカ使ったスナップショットにおいては生まれ育った東京下町銀座周辺とそこに生きる人々日常を、自然な形で切り取っている。こうした作風により、木村フランス世界的なスナップ写真名手アンリ・カルティエ=ブレッソンなぞらえられ"和製ブレッソン"と言われた。 木村1950年代パリ市内やメニルモンタン界隈を撮るために渡航しその際ブレッソンからロベール・ドアノー案内人として紹介された。当のブレッソン自身写真撮られることを極端に嫌ったが、そのブレッソン居合い抜きのように一瞬のもとに撮ってしまった。 ポートレートにおいても、人物そのもの映し出し、自然なしぐさをも的確に撮っている。首相在任当時池田勇人を撮る際、弟子に撮らせて自分がなかなか撮らず池田夫人池田衣紋直そうとした瞬間にさっと手持ちライカ撮った、という逸話残っている。 女優高峰秀子著書にて、「いつも洒落ていて、お茶飲み話しながらいつの間に撮り終えている木村伊兵衛と、人を被写体としてしか扱わず、ある撮影時に京橋から新橋まで3往復もさせ、とことん突き詰めて撮るのだが、それでも何故か憎めない土門拳」と評している。 土門拳が深い被写界深度女性シワシミなどもはっきりと写し出すため嫌われることが多かったのに対し木村浅い被写界深度ソフトに撮り女性ポートレート名手うたわれたカメラにも精通しており、写真雑誌対談にて江戸っ子らしくベランメェ口調カメラ写真語りレンズに関しては「あらゆるレンズには必ず出っぱっているところと引っ込んでいるところがあり、平坦性悪くピント位置定まらないピント位置が少しでも移動する中心良くなったり、外側良くなったりする。レンズ立体物を撮るのだから平面チャート数値を問うだけではわかり得るものではない」という「デッコマ・ヒッコマ論」を説いたことでも知られる晩年は「アサヒカメラ」誌(朝日新聞社)の「ニューフェース診断室」の実写担当ドクター務めた色々なカメラ使ったが一番愛用したのはライカであり、ライカを愛用した写真家として筆頭上げられることが多い。「ライカ神様」と呼ばれることもあった。ニコンF発表会招かれての挨拶でも「私はライカがあればそれで充分です」と言って笑ったという。 プロからアマチュアに至るまで多く崇敬集めるこのスナップ達人中の達人に、どうしたらうまく写真撮れるのか聞いたところ、『いつでもカメラを手から離さずにいる事が大事だ』と答えたとされる

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