作者とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 09:19 UTC 版)
「Dr.スランプの登場人物」の記事における「作者とその関係者」の解説
鳥山明(とりやま あきら) 声 - 鳥、ロボ:田の中勇(アニメ第1作)、竜田直樹(劇場版)、人間:田中秀幸、うえだゆうじ(アニメ第2作) 漫画家で、この作品の作者。アニメのキャストクレジットでは「トリヤマ」「トリ山」と表記。顔がガスマスクのロボットの姿(初期はメガネをかけた鳥の姿)のときは主に端役として、メガネとマスクをした人間の姿で現れるときは物語上の企画者として度々登場した。1回だけ、頭部がGペンの形をしたエイリアンのような姿で登場したこともある。ロボットの姿のときは最初の頃はゼンマイ式だったが、後に乾電池とモーターで動く構造になった。作者なので好き勝手に話を進めつつも、他のキャラクターに翻弄されることもあり、ガジラに至っては一回、鳥山を手のみ残してほぼ喰ってしまった。一方でずる賢い一面もあり、缶蹴り大会では「原作者」の権限を使ってアラレのセリフを書き換えて賞品を誤魔化し、第1回ペンギングランプリではルールの隙間を付いた作戦で優勝者になったりとやりたい放題だったが、いずれも怒ったキャラクターに追いかけられるオチになっている。10年後には乞食に身をやつしていた。 1955年4月5日生まれ。 鳥嶋和彦(とりしま かずひこ) 鳥山の当時の担当編集者。「ボツ!」が口癖で鳥山の原稿を容赦なく没にする。 当初はパーマだったが、後に現実において髪型を変えており、本人が鳥山に作中に描くことを固く禁じたため、作中では手ぬぐいを被って頭部を隠す形で描写された。 後述のDr.マシリトは鳥嶋をモデルにしているが別人であり、作中のマシリトの活躍を見た鳥嶋が「この回はボツじゃない」とコメントする描写がある。そのコマで髪型変更後の写真をジャンプ誌上に掲載していたことを指摘され、その後は手ぬぐいを外して登場した。 ひすゎし 鳥山の初代アシスタント。作品の節目やコミックスのおまけ漫画でしばしば登場。 プロデビューしたため2代目の松山と交代した。 松山くん(まつやまくん) 声 - 千葉繁(アニメ第1作) 鳥山の2代目アシスタント。鳥山いわく絵がとても上手い。アニメ第1作では未来にタイムトラベルした際に、鳥山明が乞食に身をやつしている一方で、大ヒット作家として富豪となっていた。 桂正和(かつら まさかず) 実在の漫画家。登場回が『週刊少年ジャンプ』に掲載された当時は『ウイングマン』を連載中。現実では鳥山明とは、同じ初代担当・鳥嶋の下で鍛えられた「戦友」と呼べる友人関係にあり、どちらがより田舎者かで論争をしていた。作中ではペンギン村の旅行客として漫画に登場。思い切り田舎者として扱われた挙句、千兵衛から顔に落書きをされている。この時期『ウイングマン』には、鳥山を思わせる端役(「生徒会トリヤマさん」「Mr.マヤリト」など)が出没している。
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