作戦の発令とは? わかりやすく解説

作戦の発令

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 06:29 UTC 版)

ウォッチタワー作戦」の記事における「作戦の発令」の解説

アメリカ対日反攻計画の策定進めていたが、ミッドウェー海戦勝利の後の6月25日海軍作戦部長アーネスト・キング大将太平洋艦隊司令長官チェスター・ニミッツ大将ロバート・ゴームレー中将(南太平洋部隊海軍指揮官)に海兵隊によるサンタクルーズ諸島ツラギその周辺島嶼への占領確保のための作戦準備命じた。しかし、肝心アレクサンダー・ヴァンデグリフト少将率い第1海兵師団7月11日まで到着完了せず、さらに統合参謀本部内でも陸軍参謀総長マーシャル大将作戦指揮権巡ってキング争っている状況だった。指揮権東経159以東ニミッツ大将以西マッカーサー大将が持つことに決定しウォッチタワー作戦7月2日次のようにして第3段作戦までが発令された。作戦開始日は8月1日予定であったが、作戦準備中ガダルカナル島日本軍建設中飛行場発見したため、ガダルカナル島攻略同時に行うことになったガダルカナル島追加となったので、その準備のため作戦の実施は少し遅らせて8月7日決定された。 第1段作戦ウォッチタワー作戦 サンタクルーズ諸島ツラギその周辺島嶼攻略目標とする 統合指揮官チェスター・ニミッツ大将 D-day8月1日 作戦第1段階フィジー諸島での予行演習第2段階がガダルカナル島ツラギ泊地奪取第3段階がヌデニ島サンタクルーズ諸島占領とした 支援艦隊第61任務部隊(フランク・J・フレッチャー)は第11任務隊、第16任務隊、第18任務隊(空母サラトガ」、「エンタープライズ」、「ワスプ」、高速戦艦ノースカロライナ基幹26隻)と水陸両用艦隊(リッチモンド・K・ターナー少将)(輸送船23隻、巡洋艦8隻、駆逐艦15隻、掃海部隊1個群) 支援航空機母艦航空部隊250機、海軍基地航空隊166機、陸軍航空部95機、ニュージーランド航空部隊30機の計541使用可能基地南太平洋方面):エファテ、エスピリトゥサントニューカレドニアフィジートンガタプ島サモア 投入兵力アレクサンダー・ヴァンデグリフト少将第1海兵師団第1海兵連隊、同第5連隊、第2海兵師団第2海兵連隊、第1海兵挺身大隊第3海兵防衛大隊及び付属海兵隊。総兵力19,105(モリソン戦史よる。19,546とする説もある)。 第2段作戦詳細未定 ソロモン諸島残部ラエサラモアニューギニア島北西部拠点攻略目標とする 統合指揮官ダグラス・マッカーサー大将 第3段作戦詳細未定 ラバウルニューブリテン島ニューアイルランド島要地攻略目標とする 統合指揮官ダグラス・マッカーサー大将

※この「作戦の発令」の解説は、「ウォッチタワー作戦」の解説の一部です。
「作戦の発令」を含む「ウォッチタワー作戦」の記事については、「ウォッチタワー作戦」の概要を参照ください。

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