会社設立から成田延伸までとは? わかりやすく解説

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会社設立から成田延伸まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 23:55 UTC 版)

京成電鉄」の記事における「会社設立から成田延伸まで」の解説

日本の鉄道会社は、有名な神社・仏閣への参拝輸送目的として設立されケース少なくない成田山新勝寺江戸時代から多く参拝客を集めており、1897年明治30年)に総武鉄道佐倉駅起点として成田鉄道初代)開業すると、多く参拝者利用したその後1900年代に入ると全国的に電気鉄道ブーム起きる中で、東京成田直結する電気鉄道が3者競願計画されたが、後に3者は合同し1903年東京府東京市本所区押上 - 千葉県印旛郡成田町間を軌道条例によって出願1907年5月28日押上 - 成田佐倉町宮小路 - 佐倉停車場について特許得て1909年6月30日京成電気軌道株式会社設立した日露戦争後経済不況のなかで株式募集難航したといわれている。 1911年11月9日第一期工事として押上 - 市川仮・現江戸川駅西方)・曲金(現・京成高砂) - 柴又間を着工し、翌1912年11月3日開業した(なお、この時市川へは渡船連絡していた)。また、これに先立つ同年4月27日には帝釈人車軌道柴又 - 金町間)を買収。すなわち、京成最初営業路線人車軌道であった1913年10月21日改築完成した柴又駅 - 金町駅間を開業させ、以後1914年9月1日江戸川駅 - 市川新田駅(現・市川真間駅)間、1915年11月3日市川新田駅 - 中山駅間、1916年12月28日には中山駅 - 船橋駅間と延伸繰り返した船橋から先はまず県都千葉目指すこととし1921年7月17日船橋駅 - 千葉駅(後の京成千葉駅、現・千葉中央駅)間が開業当時京成千葉駅現在の千葉中央公園位置にあって千葉市中心部には省線千葉駅よりも近く1935年昭和10年7月1日省線電化されるまでは利用客数圧倒的優位に立っていた。 1925年10月には本来の目的地・成田への延伸着手。翌1926年12月9日津田沼駅 - 酒々井駅間、24日には酒々井駅 - 成田花咲町駅仮駅)間を開業し、ここに東京成田までが結ばれることとなった。なお、成田駅の位置巡って新勝寺門前により近いところへ設置画策して成田電気軌道(旧・成宗電気軌道)を買収1925年)してその線路接続する案もあったが、成田山門前商店街猛反発折れ1930年昭和5年4月25日現在の位置京成成田駅設置した

※この「会社設立から成田延伸まで」の解説は、「京成電鉄」の解説の一部です。
「会社設立から成田延伸まで」を含む「京成電鉄」の記事については、「京成電鉄」の概要を参照ください。

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