交通体系の変化と新たなバスサービスの拡充とは? わかりやすく解説

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交通体系の変化と新たなバスサービスの拡充

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:31 UTC 版)

京都市営バス」の記事における「交通体系の変化と新たなバスサービスの拡充」の解説

1990年代入っても、道路渋滞悪化に伴いバス定時性確保難しさ増していった。また、京都市営地下鉄烏丸線東西線相次ぐ延伸新規開業に伴い鉄道並行する路線縮小他事業者への移管進めることとなった。これにより、山科区伏見区東部路線をすべて京阪バス移管左京区北部路線大半京都バス移管することとなった(なお、この際敬老乗車証などを移管した路線でもそのまま使える措置取っている)。 また、このような外部環境変化に伴い市バス事業赤字悪化したため、一部路線の運行業務民間事業者委託することとなった最初横大路営業所委託することから始まり、現在では、梅津九条洛西横大路の各営業所および錦出張所一部またはすべてを民間事業者委託することとなった。これらの施策により、ここ数年財務状況改善みられるようになってきた。 一方バス事業規制緩和に伴い2002年MKタクシー東山地区中心とした循環路線設定し市バスより安い運賃構想では200円、当時市バス運賃220円)で路線バス事業参入することを発表した。このことに対して京都市は、市バス経営影響与えるとして激しく反発することとなった。 この問題解決するために、2004年7月京都商工会議所村田純一会頭による協議提案を受け、京都市MKタクシー当事者同士協議をする場として「京都バス事業考える会」が発足したこの中で様々な議論通じて従来異な新たな施策等が示された。 これに伴いMKタクシー路線バス事業への参入取りやめることとなった代わりに考える会の最終報告書記載された、一部路線ジャンボタクシー等を使用したサービス改善担当することになり、委託事業者として横大路営業所運行委託業務参入した。なお、MKタクシー事前に準備していた中型バスは、上記のように路線バス事業参入しないこととなり不要となったため、一部残して京都市交通局リースという形で引き取った当該車両側面行先表示に、京都市交通局発注車にはない「矢印LED表示器」を使用している)。 東山地域系統では、観光都市京都という事観光客重視ダイヤ設定されている系統が多い。観光面に特化した「洛バス」という急行バス設定している。しかし21世紀に入ると河原町通河原町今出川 - 京都駅)や桂駅 - 洛西ニュータウン(こちらは京阪京都交通連携)で等間隔バス走らせたり西大路通では立命館大学衣笠キャンパス)へ向かう快速バス増やして所要時間短縮を図るなど、観光以外の面でもサービスの向上を図っている。 市内中心部においては基本的に昼間本数が多いが、交通事情が悪い場合団子状態で来るないし長時間バスが来ない場合もある。近年西大路通等で市バス優先して信号制御する公共車両優先システムバス接近すれば自動的に青になる)を導入するなど、市バス定時運行進めている。バス本数の多い区間では朝夕ラッシュ時バス専用レーン設けている。 大半系統22時台最終便となるが、循環系統については旧市代行という側面もあり、一部の主要系統合わせて23時台まで運行している。それでも都心部深夜帯到着する列車からの乗り継ぎできない事例多く深夜バス設定求める声が当時から挙がっており、それによって河原町通から京都駅向けて夜間バス#よるバス運行始まった(のちに祇園地区からの便も設定)。また2011年系統再編以降深夜時間帯主要ターミナルでの大阪方面からの高速鉄道JR京都線阪急京都本線京阪本線)との接続改善行われている。

※この「交通体系の変化と新たなバスサービスの拡充」の解説は、「京都市営バス」の解説の一部です。
「交通体系の変化と新たなバスサービスの拡充」を含む「京都市営バス」の記事については、「京都市営バス」の概要を参照ください。

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