あえん‐か〔‐クワ〕【亜鉛華】
酸化亜鉛
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酸化亜鉛(さんかあえん、zinc oxide)とは、化学式 ZnO で表される亜鉛の酸化物である。亜鉛華や亜鉛白とも呼ばれる。白色顔料として工業などに利用されたり、化粧品、日焼け止め、医薬品にも使われる。
- ^ a b c d 桜井 弘(編集)『元素111の新知識』 p.164 講談社(ブルーバックスB-1192) 1997年10月20日発行 ISBN 4-06-257192-7
- ^ a b 久保田 晴寿、桜井 弘(編集)『無機医薬品化学(第3版)』 p.143 廣川書店 1999年3月15日発行 ISBN 4-567-46054-5
- ^ a b 久保田 晴寿、桜井 弘(編集)『無機医薬品化学(第3版)』 p.144 廣川書店 1999年3月15日発行 ISBN 4-567-46054-5
- ^ “Zinc Oxide”. Simsim's Homepage. Minerals and Crystals Gallery. 2006年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月22日閲覧。
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- ^ Kyu-Bong Kim, Young Woo Kim, Seong Kwang Lim et al. (2017). “Risk assessment of zinc oxide, a cosmetic ingredient used as a UV filter of sunscreens”. Journal of toxicology and environmental health. Part B, Critical reviews 20 (3): 155–182. doi:10.1080/10937404.2017.1290516. PMID 28509652.
- ^ 酸化亜鉛を素材とした青色LEDの開発に成功
- ^ 酸化亜鉛紫外発光デバイス
- ^ ZnO(酸化亜鉛)
- ^ 紫外域に入り込む酸化亜鉛
- ^ ZnO p-i-n ホモ接合発光ダイオード ∼安価な紫外光源の実現を目指して
- ^ 世界初!酸化亜鉛ナノ粒子塗布型紫外線発光ダイオードを開発しました
- ^ “千分の1ミリの球形結晶 世界初、大阪大”. 産経新聞. (2014年6月6日) 2014年6月7日閲覧。
亜鉛華
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酸化亜鉛 (亜鉛華)は白色の粉末状結晶で、亜鉛の蒸気を酸素と反応させることにより製造される。古くは鉛や水銀を原料としおしろいなどに用いられたがこれが中毒を引き起こすため、代替として顔料、医薬品、化粧品などとして用いられている。 このほか、酸化亜鉛は透明電極としても使われ、近年においては透明薄膜トランジスタの伝導膜としても使われる。ただし耐酸化性が極めて弱いため、代わって酸化インジウムスズ(ITO)が液晶パネルの応用が進んだが、こちらは高価であり、さらに代替の導電性高分子の材料開発が行われている。
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