硫化亜鉛とは? わかりやすく解説

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りゅうか‐あえん〔リウクワ‐〕【硫化亜鉛】

読み方:りゅうかあえん

亜鉛硫化物白色固体天然には閃(せん)亜鉛鉱として産する白色顔料蛍光体などに使用化学式ZnS


物質名
硫化亜鉛
化学式
ZnS
原子量
97.4
密度(g/cm3
4.09


硫化亜鉛

英訳・(英)同義/類義語:zinc sulfide

ZnS

硫化亜鉛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/31 04:49 UTC 版)

硫化亜鉛(りゅうかあえん、Zinc sulfide)は組成式 ZnS で表される共有結合性の化合物で、白または黄色の粉末または結晶である。普通はより安定な立方晶系型として存在し、これは閃亜鉛鉱として産出する。六方晶系型は合成によって得られるが、ウルツ鉱としても天然に存在する。閃亜鉛鉱とウルツ鉱はそれぞれ固有の大きなバンドギャップを持つ半導体である。300 ケルビンにおけるバンドギャップの値は、ウルツ鉱が3.91電子ボルト、閃亜鉛鉱が3.54電子ボルトである。


  1. ^ 三浦功・菅浩一・俣野恒夫、『放射線計測学第4版』、裳華房、〈物理学選書7〉、昭和40年7月5日、2頁。


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