二見浦とは? わかりやすく解説

ふたみ‐が‐うら【二見浦】

読み方:ふたみがうら

三重県中東部、伊勢市海岸伊勢湾面する東端に興玉(おきたま)神社があり、神石夫婦岩(めおといわ)がある。ふたみのうら


ふたみがうら 【二見浦】

フタミノウラとも。三重県度会郡二見町海岸二見潟・二見沖とも呼ぶ。伊勢神宮奉仕者参宮者が身を清める禊場立石崎の沖に注連繩張り渡した夫婦岩がある。この岩はさらに沖にある猿田彦命霊跡である興玉神石の岩門とされ、年に三度注連繩張り替えが、二見興玉神社神事として行われる

二見浦

名称: 二見浦
ふりがな ふたみうら
種別 名勝
種別2:
都道府県 三重県
市区町村 伊勢市
管理団体
指定年月日 2006.07.28(平成18.07.28)
指定基準 名8
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 伊勢湾に臨む二見浦は、白砂美し砂浜が続くことから、古代より和歌歌枕として広く知られ、特に中近世以降には、大小2つ立岩中心に海神祀る霊場としても崇敬集めたまた、近世及び近代以降には、伊勢参宮関連する霊場であるのみならず立岩隙間から拝む日の出名所海水浴の場としても注目され優秀な海浜風致景観から成る日本代表的な名勝地へと発展した
 「夫婦岩」の名で有名な立岩位置する立石崎から西の方角には、五十鈴川河口に至るまで、延長4kmわたって河川沖積作用潮流により形成され弧状砂浜連続し立石崎を含めて二見浦と呼ばれている。二見浦の後方には主に常緑広葉樹から成る樹叢覆われ独立丘陵音無山控え海浜とも一体の風致景観構成している。また、二見浦は古くから製塩の場としても知られ海浜接して御塩殿神社などがある。
 このような二見浦を構成する自然的要素多彩で独特の性質示し古代から和歌歌枕信仰霊地としてのみならず近世・近代以降風致景観優秀な自然の景勝地として名高く、その観賞上の価値は高い。
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名勝:  不知火及び水島  九年庵  乳岩および乳岩峡  二見浦  五箇瀬川峡谷  今日庵  仏宇多

二見浦

読み方:フタミノウラ(futaminoura)

所在 三重県(JR参宮線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

二見浦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 14:28 UTC 版)

二見浦(ふたみがうら)は、三重県伊勢市二見町の今一色から立石崎に至る海岸。立石崎から神前岬までの海岸(神前海岸)もその一部とされることがある。


  1. ^ a b 特集・賓日館神宮会館崇敬会


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