二見梓とは? わかりやすく解説

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二見梓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 14:46 UTC 版)

二見 梓
Azusa Futami
基本情報
国籍 日本
生年月日 (1992-05-15) 1992年5月15日(32歳)
出身地 神奈川県三浦郡葉山町
ラテン文字 Azusa Futami
身長 180cm[1]
体重 68kg
選手情報
愛称 アズサ
ポジション MB
利き手
スパイク 295cm
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二見 梓(ふたみ あずさ、1992年5月15日 - )は、日本の元女子バレーボール選手、元ビーチバレー選手。東レエンジニアリング所属。

来歴

神奈川県三浦郡葉山町出身。メグカナ(栗原恵大山加奈)に憧れて、中学1年からバレーボールを始める。県内の強豪校である大和南高校に進学し、2009年の春高バレーではベスト8。また国体では東九州龍谷高校をあわやというところまで苦しめベスト4入り、その笑顔とあいまって注目を集めた。同年、ユース代表に選出された。2010年にこれまでのセンターからサイドアタッカーコンバートされて、主将としてチームを牽引した。

2011年4月、プレミアリーグ東レアローズに入団し[2]、2012年1月22日の久光戦でプレミアデビューを果たした[1]。その後、レギュラーラウンド終盤でスタメンを獲得すると、同シーズンのファイナルでも活躍し、2年ぶり4回目のリーグ制覇に貢献した。

2012年9月、第3回アジアカップ女子大会の日本代表メンバーに選出された[3]

2015年5月29日、インドアバレー選手としての現役引退が発表された[4]

引退後は東レエンジニアリングの総務課での社業に専念していたが[5]、2016年から本格的にビーチバレー選手として活動を始め、2020年東京オリンピックを目指すことを表明している[6]

2017年2月にアメリカ合衆国フォートローダーデールで開催されたビーチバレー・ワールドツアー長谷川暁子とペアを組んで出場したが[7]、予選敗退に終わった[8]

同年8月に開催されたビーチバレージャパンで長谷川暁子とペアを組み、メジャー初優勝を果たした[9]

2018年、長谷川とのペアでジャカルタアジア大会に出場。準々決勝で敗退[10]

2021年限りで現役引退[11]

2025年時点では東レエンジニアリングの広報宣伝課で勤務している[12]

人物

2023年に結婚し、2024年に第1子を出産している[12]

球歴

  • 全日本代表
    • ユース代表 - 2009年
    • シニア代表 - 2012-2013年

所属チーム

脚注

  1. ^ 鈴木千代&坂口由里香組が逆転勝ちで決勝進出 ビーチバレー”. 日刊スポーツ (2021年5月23日). 2021年5月25日閲覧。
  2. ^ 東レ株式会社プレスリリース -「東レアローズ 女子バレーボール部への新人選手の入部について」 Archived 2013年5月1日, at Archive.is
  3. ^ 日本バレーボール協会. “第3回アジアカップ女子大会全日本メンバー”. 2012年9月5日閲覧。
  4. ^ 東レ・アローズ. “二見梓選手の勇退について”. 2015年5月29日閲覧。
  5. ^ 「目標を見失ってしまったんです」あの“春高ヒロイン”が23歳で電撃引退した真相…二見梓が今明かすビーチバレー転向「今度こそやり切った、と」(吉田亜衣)”. Number Web - ナンバー. 2025年2月5日閲覧。
  6. ^ 本日7.1〜 二見梓Twitter 2016年7月1日付
  7. ^ FIVBビーチバレーボールワールドツアー2017 フォート・ローダデイル大会に女子4チームが出場”. 日本バレーボール協会. 2017年2月13日閲覧。
  8. ^ FIVBビーチバレーボールワールドツアー2017 フォート・ローダデイル大会 日本勢は予選敗退”. 日本バレーボール協会. 2017年2月13日閲覧。
  9. ^ 「月刊バレーボール」2017年10月号 96ページ
  10. ^ ジャカルタ・パレンバンアジア競技大会2018
  11. ^ “女子ビーチバレー・二見が引退 「やり残したことはない」”. カナロコ. (2021年9月15日). https://www.kanaloco.jp/sports/misc/article-678858.html 2022年12月8日閲覧。 
  12. ^ a b 「身長でばれてしまうことも(笑)」あの“春高ヒロイン”は今…母になったバレー二見梓の“引退その後”「メールの打ち方もわからない」からのセカンドキャリア(吉田亜衣)”. Number Web - ナンバー. 2025年2月5日閲覧。

参考文献

  • 月刊バレーボール 2010年2月号 38-39ページ

外部リンク




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