主な作例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 08:09 UTC 版)
百鬼夜行絵巻と総称されているが、まったく同じ図柄のものも存在すれば、描かれる妖怪の順番の違うもの、全く違うものなど複数の系統が存在している。確認される伝存作品のなかでは真珠庵の蔵品が最も古い部類にあたり、『本朝画図品目』などの文献上にのみ確認が出来るそれ以前の時代(14世紀・鎌倉時代の末や南北朝時代)の製作であるとされる作品がどのような図柄であったものかはいまだ明確ではない。 百鬼夜行絵巻(紙本着色百鬼夜行図) 室町時代・伝土佐光信。大徳寺真珠庵蔵(重要文化財) 百鬼夜行絵巻 原在中。大阪市立美術館蔵 百鬼夜行絵巻 大阪市立美術館蔵 - 真珠庵本と同じ図様だが唐櫃からはじまるなど妖怪の配列順に違いがある。 百鬼夜行絵巻 国際日本文化研究センター蔵。真珠庵本と同じ図様だが妖怪の配列順に違いがある。(図を参照) 百鬼夜行図 江戸時代前期・狩野洞雲。国立歴史民俗博物館蔵。『百怪図巻』などに登場する髪切り・ふらり火などが登場している。 百鬼夜行絵巻(スペンサー本、百鬼夜行物語絵巻)スペンサー・コレクション。ニューヨーク公共図書館(アメリカ合衆国)蔵 - 詞書が存在する。 百鬼夜行絵巻(す本) 江戸時代中期。国立国会図書館蔵 - スペンサーコレクションと同じく詞書が存在することから「す」本と呼ばれる。 百鬼夜行絵巻 東京国立博物館蔵 - 真珠庵本に先行する別系統の絵巻物であると考えられる。 百鬼ノ図(百鬼夜行絵巻)江戸時代前記・伝土佐吉光。国際日本文化研究センター蔵。上記の東京国立博物館蔵の絵巻と登場妖怪が重なっている。 百鬼夜行絵巻 国立歴史民俗博物館蔵。同上。 百鬼夜行絵巻 田中訥言。チェスター・ビーティ図書館(アイルランド)蔵 百鬼夜行絵巻 江戸時代後期(18世紀)。京都市立芸術大学蔵 - 真珠庵系統とは全く異なる。動物や植物なども多く登場する。 百鬼夜行絵巻 江戸時代後期。大倉集古館蔵 - 上記の京都市立芸術大学所蔵の絵巻と共通している妖怪が見られる。 百鬼夜行絵巻(百鬼夜行図、異本百鬼夜行図) 文政12年(1829年)。東京国立博物館蔵 - 住吉如慶が住吉家に伝来した絵巻物を写した写本。器物名の書き込みなどがある。 百鬼夜行図 - 東京大学総合図書館所蔵。奥書によれば、室町時代の画家・土佐行秀の画を蔭山源広迢が写したものとある。 百鬼夜行図屏風 原在中。百鬼夜行図を描いた屏風(びょうぶ)。大倉集古館蔵
※この「主な作例」の解説は、「百鬼夜行絵巻」の解説の一部です。
「主な作例」を含む「百鬼夜行絵巻」の記事については、「百鬼夜行絵巻」の概要を参照ください。
主な作例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 05:48 UTC 版)
亀ヶ岡遺跡(青森県つがる市)出土土偶 - 重要文化財、東京国立博物館蔵。 手代森遺跡(岩手県盛岡市)出土土偶 - 重要文化財、文化庁蔵(岩手県立博物館保管)。 恵比須田遺跡(宮城県田尻町)出土土偶 - 重要文化財、東京国立博物館蔵。 泉沢貝塚(宮城県石巻市)出土土偶 - 宮城県指定有形文化財、東北歴史博物館蔵。
※この「主な作例」の解説は、「遮光器土偶」の解説の一部です。
「主な作例」を含む「遮光器土偶」の記事については、「遮光器土偶」の概要を参照ください。
- 主な作例のページへのリンク