主な類例作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 14:31 UTC 版)
江戸時代に描かれた作品には、本作品とほぼ同じ配列・構成によって描かれた絵巻物が存在している。ただし奥書などが書かれておらず制作年が明確でないものが多い。そのため前後関係は明確では無い。 構成される妖怪がほぼ同じ主な作例(数が下回る例も含む) 『化物づくし』(個人蔵) -巻末には「鳥羽僧正真筆」とある 『化物絵巻』(川崎市市民ミュージアム蔵) -『百怪図巻』よりも収録数は少ない 構成される妖怪が増えている主な作例 『化物づくし絵巻』(個人蔵)1802年 -狩野派の画家・狩野由信よるもの。『百怪図巻』などよりも少し数は多く、35種が収録されている 『化物之繪』(アメリカ合衆国 ブリガムヤング大学・ハロルド・B・リー図書館蔵) -『百怪図巻』などより収録妖怪数は多く、海坊主・海男・ぬりかべなども描かれている。L・トム・ペリー特別文庫所蔵のハリー・F・ブルーニング コレクションの一つ。
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